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2007.04.24

遅れてきた女神 二強に迫るベッラレイア

残り200メートルまでは、完全に連対圏内から消えたと思っていた。フローラS,1番人気だったベッラレイア。スタートが良かったのが災いしてスローペースで行きたがり、道中は内で馬群に包まれて動けず、4角を回って進路が壁になり、ようやく大外に持ち出した時には逃げ馬のリードは余裕があった。あらゆるところでロスに見舞われたレース、鞍上の秋山に笑顔がなかったように決して誉められる騎乗ではなかった。それでも、電光石火の鬼脚で差しきってしまったところに絶対能力の高さを感じる。父ナリタトップロード、祖父サッカーボーイを彷彿とさせる切れ味だ。亡き父に贈る産駒からの初重賞でもあった。

今回、ハナを切ったイクスキューズとはコンマ1秒差だったが、展開や不利を考えると能力差はかなり開いていると判断すべきだろう。桜花賞ではイクスキューズは追い込みの競馬をしており比較は難しいが、コンマ2秒先着していたカタマチボタンらより、その前にペッラレイアがいる場面は容易に想像できる。さらにコンマ8秒差前にいるダイワスカーレット、ウオッカにどこまで肉薄していたか。それぞれのイメージできる範囲によって、オークスの買い目は自然と決まってくるだろう。秋山はフローラSの経験を活かして、本番では悔いのないレースをさせてほしい。 2着ミンティエアーも予想以上に強い競馬をした。紛れがあれば、3連単の一角になろう、

そして、最終レース後、お待ちかねの「第1回ジョッキーマスターズ」が行われた。松永幹がイソノルーブルばりに先手を奪ったが、直線で内から抜け出した河内が現役時代と変わらぬ手綱さばきでトップでゴール。 4角で手綱を持って行かれた根本もご愛敬。杉本清の実況はトチリが多かったのは残念なところ。場内には残った4万6000人の観客が大いに盛り上がったようで、ファン心理を掴んだJRA総合企画部の大ホームランだった。こうしたコアなファンを大切にする姿勢があれば、決して競馬は支持を失わないだろう。レース後、2着だった本田は「今日は周囲の空気を読んで抑えました」「(次回は)空気を読まないで全力でやります」と、ネットでの評価を意識したコメントを連発。これもマスターズならではの趣だった。

>>「第1回ジョッキーマスターズ」結果とレース映像(JRA)

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コメント

ペではなく、”ベ”ッラレイアですよ。濁点です。

投稿: いつも見てます | 2007.04.26 12:50

ありがとうございます。年をとってきた証拠ですかな^^;

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2007.04.29 12:56

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