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2007.03.29

展望・ドバイWCデイ 再び起きるか日の丸旋風

世界の祭典、ドバイ・ワールドカップデイの季節がやってきた。去年はハーツクライ、ユートピアが勝利をあげて日の丸旋風を巻き起こしたが、今年も日本代表の8頭が世界の強豪と対決する。既に枠順も発表されており、 31日夜(日本時間22時40分~26時30分)に行われる6レースが非常に楽しみだ。日本馬5頭を載せた貨物機が輸送トラブルのため、7時間遅れて到着するハプニングもあったが、これは恒例行事のようなもの。 JRAのリポートによれば、最終追い切り後、どの馬も好調さを維持していると報じられており、日本馬を中心に簡単なレース展望をしながら祭りの始まりを待つとしよう。
>>「ドバイ・ワールド・カップ・デイ」~出馬表~(JRA)

メインのドバイワールドカップ(ダ2000)にはエルコンドルパサーの遺児、ヴァーミリアン(ルメール)が参戦する。前走の川崎記念では一昨年のドバイWCで6着だったアジュディミツオーに6馬身差をつける圧勝劇。エル基地ならずとも期待は高まるが、今年は怪物2頭が大きく立ちはだかる。 BCクラシックを含めGⅠ4連勝を記録した米年度代表馬インヴァソールと、同馬に去年のUAEダービーで土を付けたディスクリートキャットだ。現地ではキャットが出走回避するとの噂も流れているそうだが(東スポ)、これはゴドルフィンがブラフをかけているだけだろう。このレースが歴史に残る、世紀の一騎打ちになるのは間違いない。ヴァーミリアンは7頭立ての少頭数を活かして何処まで食い込めるか。

ハーツクライが逃げ切ったシーマクラシック(芝2400)に挑むのは、メルボルンC2着のポップロック(ペリエ)。有馬記念でディープインパクトの2着、京都記念でアドマイヤムーンの2着と好走して、メルボルンCが決してフロックでなかったことを証明した。鞍上のペリエにとっても、ポップロックは愛着のある馬に違いない。若き日、ペリエは同馬の父、エリシオの手綱を取って凱旋門賞を制しているからだ。エリシオ自身はドバイWCのために現地入りしながら、レースが延期されたため出走を取り消した因縁もある。父の雪辱を果たすことができるか。シーマクラシックには南アフリカからスシサンという日本語っぽい馬が出走しているが、実はフジキセキ産駒。この馬の健闘も祈りたい。

今年、日本勢が最も金メダルに近いと言われているレースがデューティフリー(芝1777)アドマイヤムーン(武豊)、ダイワメジャー(安藤勝)の2頭が参戦する。去年の暮れの香港C、ムーンは凱旋門賞2着だったプライドに及ばず2着に敗れたが、猛然と追い込んでの短頭差は内容的には勝ち馬を上回っていた。もし、ここにプライドの名前があれば不動の本命だろうし、距離短縮はスピード能力の長けたムーンにとって大歓迎。あとは武豊の手綱次第か。天皇賞秋、マイルCSを連覇し、距離不向きの有馬記念3着に踏ん張ったダイワメジャーが最大のライバル。だが、日本馬ワンツーを願うのは贅沢すぎるか。 BCマイル馬のミエスクズアプルーヴァル、サンタアニタHを連覇したラヴァマン、ジェニュイン産駒のポンペイルーラーとライバルたちは骨っぽい。

ゴールデンシャヒーン(ダ1200)アグネスジェダイ(武豊)、シーキングザベスト(福永)の森厩舎の2騎だが、さすがに家賃が高い。このレース、ジェダイは去年6着と好走したが、今年はどちらかの入着があれば両手をあげて喝采しよう。 UAEダービー(ダ1800)は現地の前哨戦で2着だったビクトリーテツニー(武豊)が駒を進めた。相手関係はともかく、叩いた上積みはありそう。こちらも入着すれば御の字。ユートピアがあっと言わせたゴドルフィンマイル(ダ1600)にはフサイチリシャール(スミヨン)。相手関係は他のレースと比べると格段に楽に見える。京都金杯13着からの参戦となるが、型にはまったときの強さは折り紙付きで、気分良く行ければ好勝負になろう。クロフネの仔がドバイの砂を走るというのも感慨深いではないか。

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とりあえず南アフリカのスシサンには萌えるなり、ハァハァするなりしといた方が良いんでしょうか? というおそらくオージー生まれのフジキセキ産駒、しかし間違いなく世界的名馬二頭が相手とはいえ、ヴァーミリアンには期待している自分がいます。 どどーんと、ワールドカッ... [続きを読む]

受信: 2007.03.29 05:31

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