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2007.02.02

ドバイへの扉開く 亡き父の思い継ぐヴァーミリアン

31日に行われた川崎記念(ダ2100)はルメール騎乗のヴァーミリアンが逃げたアジュディミツオーに6馬身差をつける圧勝でGⅠ初制覇を飾った。ヴァーミリアンはスタートで大きく出遅れたものの、すぐさま行き脚をつけて2番手のポジションへ。 4角で先頭に立つと、直線では後続を突き放す一方で力の違いを見せつけた。同馬はこれで交流重賞4勝目。この他に芝のラジオたんぱ杯2歳Sを制している。 3歳時の不振から完全に立ち直り、この2走は本格化という表現が相応しい内容だ。次走は招待されれば、3月31日のドバイワールドカップ(ダ2000)へ挑戦する。

ヴァーミリアンはエルコンドルパサー産駒。父はわずか3世代のクロップしか残せなかったものの、アロンダイト(JCダート)、ソングオブウインド(菊花賞)の中央GⅠホースを輩出している。この他にもステイヤーのトウカイトリック、ダートの短距離馬ビッググラス、芝のスプリントを得意とするアイルラヴァゲインなど、幅広いタイプの仔が重賞レベルで活躍しているのも特徴だ。ヴァーミリアンもそうだが、エルコンドルパサーはレベルの高いサンデー肌馬との相性が抜群。返す返すも早世が惜しまれる。

今年のドバイWCは名実ともダートの世界最強馬を決めるレースになると言われている。去年の米年度代表馬でBCクラシックを含めGⅠ4連勝を記録したインヴァソールと、そのインヴァソールにUAEダービーで土を付けたディスクリートキャットが対決するからだ。アロンダイトが回避を宣言したことで、ヴァーミリアンは日本のエースとして両巨頭に挑むことになった。凱旋門賞2着と世界最高峰に手が届かなかった父の思いを息子が遂げることはできるのか。川崎記念の成長ぶりを観ると、ひょっとするとという期待もある。

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コメント

わかってて書いてるんでしょうけど天地がひっくり返っても
ヴァーミリアンでは相手になりませんw
多少の適性はあるにせよ、日本から連れて行くなら芝のチャンピオン
じゃなきゃ勝負にならんでしょうね。いずれにしても今年の2頭が
相手じゃディープでも連れて行かない限り馬場掃除でしょうが。

投稿: ジュサブロー | 2007.02.06 00:58

向こうも四つ脚ならこちらも四つ脚! そんな気概を取り去ったら、競馬なんて面白くもなんともありません。。。

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2007.02.07 07:37

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