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2007.01.06

年末年始は売り上げ増 踏んばった地方競馬

この年末年始、存廃の危機にあった各地の地方競馬が踏ん張った。ハルウララ預金が底をついて、750万円の利益が出なければ廃止という崖っぷちに追い込まれていたのが高知競馬。大晦日と正月の開催で1650万円の収益をあげ、901万円の剰余金が出ることになった。黒字の原動力になったのが、大晦日の高知県知事賞を初めて南関東場外で発売したこと。売り上げは自場が8000万円、南関東が3200万円。私も大井競馬場のふるさとコーナーで一勝負させてもらったが、なかなかの盛況だった。年明け、エスケープハッチ、オースミレパードと高知のアイドルホースが出走したのも集客に結びついたようだ。主催者同士の垣根を越えた協力を今後も期待したい。

来年度からソフトバンク参入で帯広市の単独開催が決まっている”ばんえい競馬”も、 1、2日の入場者が4833人と前年の1.5倍となり、売り上げも13.6%増加した。元旦は砂川市長が自から鏡開きを行い、来場者には餅や甘酒が振る舞われた。かつて、私は帯広市民だったが、地元でもばんえい競馬を観たことがない人が多かった。廃止騒動で連日、大きく報道されて知名度が上がったことや、これからは帯広市が北海道遺産であるばんえい競馬の唯一の担い手となったことで、市民の関心を大きく呼び起こしたのではないだろうか。地元の文化は大切に守り育てる十勝の気風は、存続なったばんえい競馬の追い風になるはずだ。観光資源として売り込んでいってほしい。

一方、295億円の債務に苦しむ岩手競馬は、今年、再び岐路に立たされそうだ。 2月以降、岩手県、盛岡市、奥州市による330億円の融資案が各議会で可決されれば、これまでの債務を一括償還して新計画のもと単年度黒字をめざすことになる。しかし、議案が否決されるようなことがあれば廃止。仮に可決されても、単年度で黒字転換できなければ事業の継続は許されない。岩手競馬はコスト削減を行いながら経営を続けていきたいとしているが、地方共同法人か、大胆な民間委託か、抜本的な経営改革がなければ、行き詰まるのは目に見えている。ライブドア参入騒動から2年、モラトリアムは終わった。 地方競馬は変わらなくてはならない。2007年も試練の年には違いない。

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コメント

水沢市は市町村合併で奥州市になっていたのですね。水沢市の合併の相手は競馬開催についてどう考えているのでしょうね。最近の市町村合併は強引と思われる合併が多いので、市域の中でも競馬場からは遠く離れていて普段水沢方面にはいかないので競馬場なんかどうでもいいという人が多いかもしれませんし。

投稿: のたに | 2007.01.07 00:17

>のたにさま 確かに合併先の市民には愛着は薄いでしょうね。しかも、赤字なら尚更。。。

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2007.01.13 00:29

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