« フジキセキ産駒 南アフリカでクラシック制覇 | トップページ | ばんえい競馬存続へ ソフトバンクが運営会社を設立 »

2006.12.05

阪神JF回顧 ギムレットには早すぎる!?

リニューアルされた阪神競馬場で初めてのGⅠとなった阪神ジュベナイルフィリーズは、タニノギムレットの初年度産駒、ウオッカが2歳の日本レコードで優勝した。勝ちタイム1分33秒1は、前日の準オープンより1秒速い。準オープンがスローペースだったことを差し引いても、時計は優秀だ。大跳びの馬で内枠は不安材料だと思ったが、外回りと474メートルの直線では問題なかった。クビ差だったアストンマーチャンともども、クラシックレベルには到達している。

ウオッカの母は桜花賞に出走したタニノシスターで、母系はシスタートウショウらを輩出し、シラオキまで遡る由緒正しき一族。冠はつかないが、ウォッカもタニノで知られるカントリー牧場・谷水雄三オーナーの所有馬だ。まさにカントリー血統の結晶と言える。タニノギムレットは皐月賞で無理な位置取りから追い込んで敗れ、調教師の逆鱗に触れた四位が降板させられた。同じ勝負服でその馬の仔に跨った四位がGⅠを勝つのも不思議なもの。差しきった武豊は次走から乗り替わった騎手でもある。

ウォッカという牝馬らしからぬ名前だが、父より強い馬になってほしいとの願いからつけられたそうだ。ギムレットはジンをベースにしてライムをシェイクしたカクテル。ウォッカのほうが度は強い。ならば、もしウォッカが橙色の枠に入ったら、さしずめスクリュー・ドライバーということになるのだろうか。確かに大跳びの馬には外枠が良い。度数の割に飲み口は滑らか、レディキラーとしてライバルを蹴散らしてしまうかもしれない。だが、それでも父と比すれば「ギムレットには早すぎる」というところか。

|

« フジキセキ産駒 南アフリカでクラシック制覇 | トップページ | ばんえい競馬存続へ ソフトバンクが運営会社を設立 »

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1902/12939803

この記事へのトラックバック一覧です: 阪神JF回顧 ギムレットには早すぎる!?:

« フジキセキ産駒 南アフリカでクラシック制覇 | トップページ | ばんえい競馬存続へ ソフトバンクが運営会社を設立 »