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2006.08.19

ばんえい競馬 来年度から岩見沢・帯広に集約か?

今月、ばんえい競馬を運営する北海道市営競馬組合は、来年度から開催地を現在の4ヶ所から2ヶ所に集約する方向で検討することを打ち出した。ばんえい競馬は旭川、帯広、北見、岩見沢の4つの競馬場で行われているが、開催地を集約化することで大幅に固定費を切り下げようというのが狙い。「経営再建5箇年計画」(05年度)を策定して黒字転換を図っているものの、昨年度、累積赤字は31億円に達して苦しい状況に追い込まれている。既に人件費を始めとする経費削減は手を尽くしており、集約化やむなしの結論に至った模様だ。

2場開催となれば、札幌に近い岩見沢と売り上げが好調な帯広が選ばれる可能性が高い。通年開催を実施しようとすれば、冬季にレースが行えるのは太平洋側で降雪が少ない帯広だけという理由もある。但し、集約化後、旭川市と北見市が運営主体から脱退するのか、その場合に負債の清算はどうするのかなど、議論しなければならない課題も多く残っている。さらに一部で開催期間の短縮も検討されているようだが、映画「雪に願うこと」の幻想的な風景をファンに堪能してもらうためにも、ぜひ12月以降の帯広開催は残してほしいものだ。

昨年度は11年ぶりに発売額が前年度を上回り、入場者数も上向いた。GyaOのネット配信も画期的な取り組みだ。賞金減が在籍数の減少につながり、少頭数の魅力のない番組で売り上げが落ちる、そんな負のスパイラルからも少しずつ抜け出しつつある。1トンの巨大馬がソリを引いて着順を競う"ばん馬"は北海道独自のもの。もともとは開拓時代に材木を切り出す作業が起源とされている。開拓遺産の魅力をアピールすることで、北海道を訪れる観光客にツアーのハイライトにしてもらえるようにするなど、他の地方競馬と異なる戦略で財政競馬としても再建を図っていってほしい。

なお、21日(月)には地方競馬を応援する個人サイト「WEEKEND DREAM」さんによる協賛レースが行われる。通常、個人協賛と言えば午前中など目立たない時間に施行されるが、今回はメインの第11レースに「第6回 WEEKEND DREAM記念 桂沢湖特別」(16時25分発走)として開催される。馬券は大井競馬場やD-net・オッズパークでも発売されるので、機会のある方はブログ対抗予想選手権も参考にして勝負してみてはいかがだろうか。

>>「WEEKEND DREAM」の告知ページ

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