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2006.07.30

欧州馬の底力 気を引き締めさせられた一戦

悔しいというよりは、良くやったという感情の方が上回ったキングジョージVI&クイーン・エリザベスDS。 3着という結果そのものは手放しで喜べるものではないが、欧州のチャンピオンとガチンコで勝負をして、決して恥ずかしくないレースができたことは素直に評価したい。と同時に、改めて欧州勢の底力を見せつけられたのも事実。アメリカンオークス、シーマクラシック、シンガポール国際Cと世界を席巻した最近の日本勢だったが、やはりGⅠの中のGⅠは簡単に手が届くものではなかった。

直線、ハーツクライが先頭に立った時は勝ったかと思ったが、残り100メートルで脚が上がった。内からハリケーンランが伸び、エレクトロキューショニストとの叩き合いにも後れをとった。敗因は幾つもあるだろう。休み明け、初コース、慣れない環境での体調不良、早仕掛け…。だが、アウェイとはそういうもの。ジャパンカップなら逆転できるだろうが、アスコットで勝つことに価値がある。最後に息が切れたのはスタミナを必要とする厳しいコースに負けたということだ。

それでも、何か歯車が上手く回ってさえくれれば、勝てない相手ではなかった。敗戦のなかに希望を見出せた遠征だったのではないか。橋口師はジャパンカップで再戦したいと言っているが、ハーツクライにとって意義があるのは凱旋門賞でリベンジすることだろう。この後、ジャパンカップ、有馬記念を連勝しても、歴史的な評価には付け足しにしかならない。凱旋門賞ではハリケーンランの他、斤量の有利な3歳勢も出走してくる。アウェイのディープインパクトにとっても、国内の下馬評ほど易しい勝負とはなり得ない。重ね重ね、気を引き締めさせられた一戦だった。

>>キング・ジョージ結果とレース映像(JRA)

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