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2006.07.29

キングジョージ展望 ハーツクライの勝機十分

いよいよ今夜(24:20発走)に迫ったキングジョージ。世界最強馬の1頭、ハリケーンランに日本代表ハーツクライが挑む。レースは女傑ウィジャボードが三強に恐れをなして回避、6頭立てで行われる。もちろん、三強とはハリケーンランエレクトロキューショニスト、そしてハーツクライの3頭だ。出走馬はいずれも古馬のため、斤量は全馬60.5キロを背負うことになった。これまで日本馬のキングジョージ参戦はスピードシンボリ(5着)、シリウスシンボリ(8着)、エアシャカール(5着)。アウェイの闘いは厳しいが、ハーツクライには日本馬初制覇の偉業を期待したい。

英王室が所有するアスコット競馬場は400億円を投じて、今年、大改修を終えたばかり。だが、直線の坂が少し緩やかになった程度で芝丈は長く、パワーとスタミナが必要になる馬場には変わりない。 2400メートルはおにぎり型コースの左下からスタートする。三角形の頂点まで緩い下り坂、その後は頂点から最終コーナー、直線と上り坂となる。ポイントは前半をきっちり折り合ってスタミナを温存すること、直線までに良いポジションを確保することだ。ハーツクライはドバイの馬場も克服しており、今回も適応できるだろう。直前の散水は勘弁してほしいが。

アスコット競馬場コース図解

最大のライバル、ハリケーンランは去年の凱旋門賞馬。その父、モンジューはエルコンドルパサーを凱旋門賞で2着に降した馬だ。前走のサンクルー大賞典は2着に敗れたが、初めての左回りに戸惑ったのかもしれない。この一戦で評価は落ちることはなく、今回はハーツクライを見ながら残り3ハロンで仕掛けてくるはず。ゴドルフィンのエレクトロキューショニストは去年、ゼンノロブロイを破った馬。それがフロックでなかったのは、ドバイワールドカップを制したことで証明済み。前走2着はドバイ帰りで本調子でなかった。叩いた上積みは大きい。

輸送直後のハーツクライは入れ込んで馬体減りも激しかったようだが、滞在2週間で調子を取り戻してきた。26日にはニューマーケットのロングヒルで最終追い切り。先導馬が先に行きすぎたために併せる格好にはならなかったが、同馬自身の動きは良く、後ろから追いかける調教ができたのも収穫だ。レースはゴドルフィンのペースメーカー、チェリーミックスが先手を取り、ハーツクライは2、3番手から早めに動くことが予想される。直線は3頭の叩き合いになるのは間違いなく、ハーツクライの勝機も充分だ。日本代表の実力を信じよう。

>>トラセンPodcast/ハーツクライ海外遠征(マニア向け編)
>>JRA/日本馬海外遠征特集

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