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2006.06.26

宝塚記念回顧 無事にゴールしたことが何より

雨で予想外に緩い馬場となった宝塚記念。ディープインパクトにとっては試練の場となったが、残り600からマクるいつも通りの競馬で、 2着以下を4馬身差切って捨てる完勝だった。ディープの最大の武器である瞬発力が殺される馬場で、こうした競馬ができたことは次のロンシャンを想定する上でも喜ばしいことに違いない。さらにパドックで非常に落ち着いていたのは、気性面の成長を感じさせられた。収穫はあった。

だが、宝塚記念参戦には個人的に強い違和感を抱いていたのも事実。サラブレッドは走ること自体にリスクがあるということを考えれば、クラシック三冠を達成し、春の天皇賞で古馬勢も叩きのめしたディープに宝塚は余計な一戦としか思えなかった。口外するのも憚れたが、壮行レースで散ったテンポイント、今年と同じ淀の宝塚記念で起きたライスシャワーの悲劇など、万が一のことがあれば連想される歴史もあった。とにかく無事に勝利を収めたことは良かった。次は凱旋門賞。世界は手の届くところにある。

ディープ以下は馬場適性が明暗を分けた。 2着に差してきたナリタセンチュリー、3着に逃げ粘ったバランスオブゲーム。ともに重実績のある馬だった。 2番人気リンカーンは脚元を取られて9着に惨敗。カンパニーアイポッパーも良馬場なら着順は違っていただろう。シンガポール帰りのコスモバルクは馬場というより、遠征の疲れが抜けきっていないように見えた。さすがのタフガイも嫌がらせまがいの足止めは堪えた。今年の売り上げは前年比89.7%。一強レースが響いたが、馬連時代ならどこまで落ちていたか。

先日、「ディープが走ると株価が上昇する!?」という記事を掲載した。月曜日の日経平均は28円36銭高の1万5152円40銭と小幅ながら反発した。金子真人オーナーが社長を務める図研は12円高の1149円(終値)。宝塚記念優勝が手掛かりだったようで、「ビッグレースを制した翌月曜日に図研株式は買われる傾向があった。『相場全体が手詰まりとなっているため、ちょっとした材料でも目先狙いの資金を誘う』との声が出ている」(ロイター)とのこと。ディープ効果は確かにあった。

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