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2006.01.21

昭和の職人 大塚栄三郎ジョッキー引退へ

"逃げの大塚"、そんなイメージが強いファンも多いかもしれない。平地の最高齢ジョッキーとして活躍してきた大塚栄三郎(52)が29年の騎手生活に鞭を置くことになった。大塚は77年3月にデビュー。中学卒業後、板前修業を3年間経た異色の存在だった。スタービートで初騎乗初勝利をあげ、最優秀新人賞を受賞するなど順風満帆な門出を飾った。以後、関東の燻し銀の職人として通算7726戦612勝の成績を収めた。

重賞は15勝。そのうち10勝は5番人気以下でのもの。二桁人気も4回ある大穴ジョッキーだ。代表馬は重賞3勝をあげたドウカンヤシマということになろうが、函館記念は11番人気、東京新聞杯は10番人気だった。私に"重の鬼"という言葉を教えてくれたハシノケンシロウ(カブトヤマ記念)、鮮やかな逃走劇に目眩をさせられたヒダカハヤト(金杯)、ビワハヤヒデの急追を凌いだマイネルリマーク(共同通信杯)も印象が強い。老人力・マイスーパーマンの関屋記念も大塚だ。

そんな個性派も若手の台頭には勝てなかった。依頼がなければ馬には乗れない。騎乗は一昨年は2鞍、昨年はゼロだった。大塚は2年前から藤沢和厩舎で調教を手伝いながら、調教助手への転身を模索してきた。しかし、助手に空きがなく、高齢による高賃金もネックとなり、その願いは叶わなかったという。大塚は藤沢厩舎を離れ、今後、再就職先を探さなくてはならない。ラストライドは2月。またひとり、昭和の職人がターフを去る。

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