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2005.12.19

黒船再来! フラムドパシオンの衝撃ダート戦

日曜日の中山7レース、ダート1800メートル戦でレコードタイムが計時された。勝ったのはフラムドパシオン。パサパサの良馬場でレコードを出すこと自体が驚きだが、馬なりで4角を回り2秒以上の大差をつけるとは、とても2歳馬の芸当とは思えない。父はあのクロフネ、母はエアグルーヴの全妹ということで、一部のPOGファンの間ではデビュー前から人気になっていた。夏の福島で新馬戦を快勝、札幌2歳Sは小回りコースが合わずに惨敗を喫したものの、やはりレコードとなった芝2000メートルの葉牡丹賞で僅差3着と好走して、初めて臨んだダートが先週のレースだった。

12.7 - 11.5 - 12.9 - 12.8 - 12.4 - 12.5 - 12.8 - 13.3 - 14.2
上り  4F 52.8 - 3F 40.3

12.5 - 11.1 - 12.1 - 13.3 - 12.5 - 12.6 - 13.1 - 12.7 - 12.8
上り  4F 51.2 - 3F 38.6

ふたつのラップは、上が同日に施行された古馬1000万条件、下がフラムドが勝ったレースのものだ。実は1000万条件を勝ったグランドも、フラムドも、番手から先頭に立つ似たような競馬をしている。しかし、フラムドの勝ち時計は1分52秒7。対してグランドは1分55秒1。その差は何と2秒4。最後の2ハロンでグランドは13.3 - 14.2と失速しているのに、フラムドは12.7 - 12.8と逆に加速している。(フラムドの上がりは38秒6、1000万条件戦で最速の上がりは追い込んだメジログリーンの39秒3)

時計だけでは馬の強さは量れないのは重々承知だが、2歳でおそらく古馬オープン級のタイムを叩き出せる馬はそうはいない。一昨年、ダートの大物と喧伝されながら評判倒れだったスシトレインという馬がいたが、持ち時計は1分55秒3とタイムの裏付けはなかった。また、3歳2月にカネヒキリが時計の出やすい重馬場で計時した1分53秒3を上回っていることからも、フラムドはGⅠ級の能力を秘めていると解して良いのではないだろうか。

この後、6月のユニコーンSまでフラムドが参戦できるダート重賞はないが、脚元に負担のかかる芝路線には向かわず、じっくりと7月のジャパンダートダービーを目標にレースを選んでいってほしい。成績の沈んでいるペーパーオーナーとしては芝の重賞にもと欲を出したい気持ちもあるが、GⅠを狙えるダイヤの原石を壊してしまうのは勿体ない。今年、海外GⅠで2勝をあげた角居厩舎だから、UAEダービーの選択肢もあるのだろうか。いずれにしろ、伝説のJCダートを演出した父クロフネの再来となってくれたら、これほど嬉しいことはない。

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コメント

 おおらかなフォームが父を彷彿させますね。これは本物でしょう。
 スシトレインが騒がれたのは理解できませんでした。

投稿: GK | 2005.12.19 23:36

>GKさん 良くクロフネに似ています。UAEダービーに登録しましたね。頑張ってほしいです。

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2005.12.21 00:50

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