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2005.09.18

南関東4場 2500勝騎手に門戸開く

全国免許とは名ばかりで、 所属する地域でなければ騎乗することのできない  地方競馬ジョッキー。長年、問題視されてきたその重い扉が、 ようやく開かれようとしています。 南関東4場(大井・川崎・船橋・浦和)の騎手会は、 2500勝以上のジョッキーを対象に年間2ヶ月間に限って 騎乗を容認することにしました。 騎手会は去年12月、NAR(地方競馬全国協会)から打診を受けていましたが、 相次ぐ地方競馬場廃止で行き場を失うジョッキーが生まれる中、 極めて限定的ながら救済に前向きな姿勢を打ち出すことにしたのです。

「地元の若手の廃業が増えたり、生活が圧迫されるのは困る。 1人を生かして1人を殺すわけにはいかないから。 ただ、JRAが地方ジョッキーを受け入れたように時代に逆らっても仕方がないし、 地方競馬をこれ以上衰退させるわけにもいかない」 …全日本騎手連盟会長と東京都騎手会長を兼務する沢佳宏騎手は、 この間の苦悩をそう明かした。(東京スポーツ 9/17)

地方競馬ジョッキーのフリー免許化は、 元宇都宮の内田利雄騎手が岩手、笠松の短期所属を認めさせることで、 制度の隙間をつく形で実現しようとしてきました。 今回の南関東4場とNARの決断は、こうした動きを新しい枠組みをつくって追認することになります。 内田利雄の挑戦が実を結んだとも言えるかもしれません。 ただ、2500勝という条件は非常に厳しいものです。 現在、南関東以外で条件を満たすの騎手は11人しかいません。 実質的にはその地区のトップか、ナンバー2までにしか、門戸は開かないのです。

それでも、地方競馬再建に向けて、主催者間の垣根を取り払う横断的な 試みが出てきたのは大きな前進と見たいですね。 NAR免許課では「他の主催者も早急に導入することを期待したい」 と話しており、この制度を全国に広めていく意向です。 内田利雄は笠松の後には南関東へ来るでしょうし、 オフシーズンのある岩手の菅原勲、小林俊らも参戦に意欲的だそうです。 早ければ来年1月から受け入れは始まる予定で、 一流ジョッキーの競演はファンにとっても楽しみです。

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褒められるべき決断だとは思うけど、これらの事については、完全にオープン免許にしろ、段階的ではなくいきなりやって出来ないわけがない派なので、やらぬよりはやる方が良いけどもぐらいの評価しかできないです。 (馬券日記オケラセラ) ... [続きを読む]

受信: 2005.09.18 09:44

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