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2005.04.14

"ウララ一勝プロジェクト" 安西美穂子氏の起死回生策?

おうちへ帰ろうクラブの皆様へ
拝啓 桜の開花宣言もあって、本格的に春の到来を感じる今日この頃、 お元気でいらっしゃいますでしょうか。 「フォレスト・ガンプ」、「アルマゲドン」以来、 数年ぶりに映画館で映画を見ました。 「レイシングストライプス」です。 もう底抜けに明るい映画で、笑い泣きしながらハッピーになれました。 是非皆様もご覧になって下さい。 私もあと3回は見ようと思っています。

これはハルウララオーナー、安西美穂子氏が ファンクラブの会員に向けて、 4月3日付けで送付した文書の冒頭部分だ。 今年になって発刊するはずだった 「ラスト・ラン ハルウララ物語 ~プライド~」は出版中止に、 さらに週刊Gallopの「ハルウララとの日々」も連載が 打ち切られるなど、一連の強奪騒動以降、 安西氏は厳しい状況に追い込まれている。 自身も「理不尽な圧力で本業の本さえ奪われ、 精神的な打撃を受けただけでなく、経済的にも どん底まで追い詰められました」と語るほどだ。 そんな四面楚歌の安西氏から一転、 「ハルウララはいよいよセカンドステージに突入します」 「4月中に記者会見を行います」と威勢の良い言葉が飛び出した。 いったい何をしようというのか。

ハルウララをいったん世間に戻すため、 高知でラストランを迎えさせるため 「ハルウララ一勝プロジェクト」を立ち上げます。 有名政治家、芸能人の応援者もいます。 …そして、「ハルウララ一勝プロジェクト」をマネジメント してくれる会社が、いよいよJRAに動くことになりました。… 今こそJRAにハルウララを応援してもらう べきという主旨から、 スポンサードをお願いするそうですが、 皆様の中でこの件に賛同する方がJRAに直接 何らかのアクションを見せていただければ、実現性も高まると思われます。

安西氏は1月に新高崎競馬応援団の仲介で、 宗石調教師と境町トレーニングセンター(群馬・伊勢崎)で 話し合いをし、高知にウララを戻すことで合意したと報道された。 しかし、その後、安西氏は高知に全く戻す気配を見せず、 痺れを切らした高知側からは「引退させてもらってけっこう」との反応も出ていた。 長い休養の間にウララの価値は急落、 出版活動もままならない中、安西氏の打つ手はなくなっていった のは想像に難くない。そこで思いついた起死回生策が、 「ハルウララ一勝プロジェクト」なのだろう。

まず、政治家、芸能人、JRAの後押しを受けて 再びマスコミに話題にしてもらう。 安西氏単独ではできないから、バックボーンが欲しいということか。 安西氏はラストランまでの過程で 様々なイベントを打ち、ウララを ショーアップしていく思惑ではないだろうか。 政治家や芸能人はピンキリ。 安西氏は芸能事務所(プロシード)と契約を結んでいるのだから、 いくらでもツテはある。だが、 イメージ戦略を大切にするJRAが、高知競馬の意向も聞かず、 騒ぎを起こした安西氏とタイアップするとは考えられない。 安西氏サイドに秘策はあるのだろうか。 ところで、このプロジェクト名を聞いて、 すっかり忘れていた話を思い出した。

休養を兼ねて北海道に送り、青草を食べさせ、英気を養う。 トレセンで調教する。来年、今年走ったレースで、 再び武騎手に騎乗依頼し、必勝を期す。 勝ったら繁殖に上げて子供をとる。 …もし、一流の種馬を10年配合すれば、 中には走る馬が出てくるだろう。上手くいけば、 子供から孫へとハルウララ系をつくることもないとはいえない。 … このストーリーを成し遂げるには、ハルウララを現物出資し、 同時に出資を募り、株式会社ハルウララを設立することだ。 …私はこの会社は、資本金1億円ぐらいからスタートする必要が あると思う。…この方法ならば、ハルウララを確実に勝たせ、 シンデレラストーリーを完結させ、そして発展させることができる。 (白井透・ハルウララ日記より)

ウララを安西氏とともに宗石厩舎から連れ出した白井透氏。 ウララに1勝させ、ウララ系を繁栄させるという、 血統評論家とは思えない白井ドリームをぶちあげて話題を呼んだ。 引退後の計画はともかく、「ハルウララ一勝プロジェクト」は 第三者の支援を得て、武豊騎乗で勝利をめざすというのは 白井ドリームと共通するものだ。 紆余曲折を経て、安西氏は強奪騒動の原点に帰ったとみるべきか。 その白井氏はあれほど力を入れていたサイトを閉鎖し、 すっかり姿を隠してしまっている。 今回のプロジェクトにも関わっていないようだ。

スターホースは作ろうと思って作れるものではありません。 ハルウララのラストランは武豊騎手が手綱をとることも決まっています。 負け続けのヒロイン、ハルウララこそが、馬と人間の 関係を変える存在になりえるのではないかと 夢みるのは私だけでしょうか。… 「ハルウララ一勝プロジェクト」を一緒に盛り上げて下さい。 今となってはこれほどの仕事を与えてくださった 神様と、これまで出会ってきた馬たちすべてに感謝します。 (安西氏の会報)

ウララの故郷、高知競馬は財政再建から交流競走や 招待レースの取りやめを決めていて、 交流重賞当日に武豊に乗ってもらうというプランは難しくなりつつある。 そもそも、一勝プロジェクトに高知競馬サイドが納得して、 安西氏とラストランへの協力体制を組むことができるのか。 ハルウララストーリーは馬だけではなく、 斜陽の競馬場、貧しくとも優しい調教師、厩務員という パッケージがあってこそ成立する。 タレントに頼った小手先の人気回復策は見当違いも良いところだ。 無償で馬を譲り受けた安西氏がこれまでの非礼を詫び、 高知競馬に手を携えてくれるようお願いする のが正しい一歩だろう。 今月中に開かれるという記者会見で安西氏が何を言うのか、プロジェクトの具体的な中身は何なのか。 よもや有料サポーターの募集などではないだろうが、 とにかく楽しみに待つとしよう。

※これまでの経緯をご存じない方は下記記事をご覧下さい。
>>ハルウララ強奪騒動 泥にまみれた美談
>>安西美穂子氏と白井透氏 "強奪"する側の論理
>>「日経記者 安西オーナー痛烈批判」を読み解く

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ハルウララ問題」カテゴリの記事

コメント

正直、ブルードメアとしてのニッポーテイオーに期待出来ないと思うのだが。

投稿: なぎさっち | 2005.04.14 09:23

サイアーとしても外れましたしね。

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2005.04.15 02:31

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» 2題 [劇場の基本的には競馬日記blog版]
blogランクなるものを始めてみた。某氏に対抗してのものだが、アクセスが20倍違う(汗)もちろん私の方が低い。さすがマイナーサイトだ(笑)。 さて、本日は2題。 まず、1つめ ウララ一勝プロジェクト" 安西美穂子氏の起死回生策?(馬券日記オケラセラ)という記事から。 安西氏、とにかく苦しい状態であることは確かなようだ。高知競馬からは見限られ、バッシングの嵐で本も出せない。CRオグリキャップも発売延期(これは安西氏のせいではないが)。本人が弱音を吐くくらいなのだから本当なのだろう。 しか... [続きを読む]

受信: 2005.04.17 04:32

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