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2005.03.16

"裁決は競馬を分かっていない" 大久保洋師が激怒!

13日に行われた3歳スプリント戦、クリスタルC。 レースは2番人気ディープサマーが押し切り勝ちを決め、 2着にも人気薄のコパノフウジンが粘って万馬券となった。 断然人気のアイルラヴァゲインは完全にリズムを崩した走りで3着に敗れた。 波乱を呼び起こしたのはスタート直後の郷原エイシンニュートンの 内側に切れ込む斜行。パトロールフィルムからは アイルやコパノ、メジロハンターら内枠の馬が大きな不利を受けているのが一目瞭然だ。 アイルは挟まれて馬体を弾かれ、口を割って後退している。

審議が長引いたのは メジロハンターの大久保洋吉師がエイシンニュートンの進路の取り方に走行妨害の 申し立てをしたため。しかし、申し立ては棄却され、郷原は過怠金7万円の処分を受けて 到達順位通り確定した。大久保洋師は「ウチの馬はあの不利が全て。 (ニュートンが)内に入って来るのはもう少し先に行ってからでもよかったはず。 裁決は競馬を何も分かっていない。走行妨害について厳しくしたのに何も変わっていない」 と激怒。制裁について2日、4日、6日と騎乗停止の段階を決めることで、 厳正なシステムに変えたはずなのに、何らこれまでと変わっていないと主張した。 メジロハンターは9着、エイシンニュートンは8着だった。

エイシンニュートンの斜行は、水紋のように 馬群を内へ内へと押しやっていき、前にいたディプサマー以外の内枠馬は影響を被っている。 それでも、降着処分にならなかったのはスタートでの出来事だったからだ。 ゴールに近い地点であればあるほど、 目に見えて不利がレース結果に影響しているのは明らかではある。 しかし、スプリント戦のスタートで大きな進路妨害があれば、レースを決定づけてしまうのは当然。 そこが大久保洋師には「ウチの馬はあの不利が全て」であり、 「裁決は競馬を分かっていない」という発言になったのだろう。 ちなみにアイルの手島師は「こんなチャンスはもうないかもしれない」と脱力感に襲われていたという。 何とも気の毒な競馬だった。進路妨害の判定はまだ考え直すべきところが多く残っている。

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コメント

手塚師の脱力感の対象は違う人の気もするが

投稿: ぶ | 2005.03.16 19:54

そっちに突っ込むと論旨がメチャクチャになりそうだったのでスルーしました。。。

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2005.03.17 02:38

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