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2005.03.06

女王候補ディアデラノビア大敗 吉沢宗一がアンカツ批判

桜花賞を占う大切な一戦となったチューリップ賞は、 伏兵エイシンテンダーが勝利。 1番人気のサンデー産駒、ディアデラノビアは7着に敗れる波乱の結果となった。 ディアデラノビアが勝てば、文句なしに牝馬クラシックの最有力候補になる見られていた。 エイシンテンダーが無傷の3連勝を飾ったとは言え、 牝馬戦線は混沌としたまま桜を迎えることになるだろう。 今年の桜花賞は賞金800万円での出走は厳しい抽選になりそうで、 権利すら獲得できなかったのは陣営にとって大きなショックに違いない。 ディアデラノビアは翌週のフィリーズレビュー、アネモネSに登録はあるが、 トライアルを二度も使うことは本番を捨てることを意味する。

ディアデラノビアの敗因はスムーズな競馬ができなかったところが大きい。 道中、馬群で揉まれまくったことに加え、 4角でも前方と両サイドの馬に挟まれて行き場を失った。 結果的に全く競馬ができないままレースを終えたのだが、 テレビ東京の解説者、吉沢宗一は番組内で安藤勝の騎乗を痛烈に批判。 「ほとんど騎手のせいで負けた」「馬を抑える技術がない」などとボロクソに。 天下のアンカツも形無し。 事実、もう少しどうにかならないかと素人目にも感じる騎乗だった。

吉沢宗一は元ジョッキー。 逃げ馬マイネルヨースとのコンビは今でも印象に残っている。 吉沢は時折、こうした歯に衣着せぬ批評をするが、 元ジョッキーを解説者に持ってきた制作者側の意図もそこにあるのだろう。 騎手をやめた吉沢が出演しはじめた当時、 解説はシドロモドロでとても商品として見れたものではなかった。 それでも我慢して使い続けた甲斐あって、今では番組内のクオリティを高める存在に育ったと思う。

吉沢の物の言い方は別にして、 批判めいた発言は許さない、許されない村社会では、 元騎手がこうしてストレートにコメントを述べることは歓迎すべきことだと考える。 スポーツのなかでも、競馬というジャンルは "元選手"が評論家になることが少ない。 岡部クラスの騎手が引退後、第三者として 解説をしてくれたら、ファンの競馬の見方も変わってくるはずだ。 武豊が自ら騎乗を解説するというCSの新番組も意義はあると思うが、 そうした試みはぜひ地上波にも広げてほしい。

ところで、非難の対象となった安藤勝だが、 アドマイヤドンの出遅れを含め、キングカメハメハを失った後、微妙な スランプに陥っているようだ。ディアデラノビアとのコンビが継続されるかは知らないが、 桜花賞に出走できるチャンスがあれば、巻き返しを期待したいところ。 本番はチューリップ賞で負けた実力馬が強い傾向が続いている。 ちなみにディアデラノビアとは、 アルゼンチンで4月1日に男性がガールフレンドに花を贈る「恋人の日」を意味している。 同馬の母ポトリザリスは、アルゼンチンのダービー&オークスを制した名馬。 この一戦だけで見限ることはできない。

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受信: 2005.03.07 13:43

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