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2005.01.20

笠松 県対策委がライブドアら参入を否定

19日、笠松競馬の存続を検討していた岐阜県の対策委員会は、 ライブドアが参入しても「期待していた支援が受けられない」として、 存続が不可能とする結論をまとめました。 委員会ではライブドアの担当者が提案の内容を説明しました。 しかし、ライブドアは12月の 「赤字補填」「公益法人設立」という提案から大幅に後退した 「ネットの馬券販売提携」しか提示しなかったため、 同社の参入は却下されました。 ライブドアは県の否定的な姿勢に嫌気がさして、事実上、撤退したとも言われています。 また、同じく日テレ系の映像制作会社・ヌーベルバーグ の参入も認められなかった模様です。
>>ラ社参入でも存続できず 笠松競馬で有識者委員会(神戸新聞)

委員会に先立つ16日、笠松町、岐南町の町長は北海道を訪ねて、 日高各町の首長4名、日高軽種馬農協組合長、生産者の中村和夫氏らと会談しています。 提案を引っ込めたライブドアに代わって、 北海道の競走馬生産者らと公益法人の設立を目指そうというものでした。 この時の会談の様子は北海道側として出席した 田中哲実氏がコラムで詳細にリポートしています。会談では 具体的な話し合いには到らず、笠松側からも積極的な提案は出されなかったと言います。

北海道側は「こちらに資金提供を申し込む前に あなたたちの方でしなければならないことがたくさんあるのではないか」との根本的な疑念があり、 「まずはそちら(岐阜側)から、競馬運営に関する徹底的な改善策を 提示してもらわなければ北海道側からの資金提供はここでは約束できない」との意見が大勢を占めた …笠松・岐南両町長にも「岐阜県が笠松競馬の構成団体から抜けたとしても 両町だけで競馬続行の覚悟がありますか」と質問が寄せられ、 両町長が答弁に窮する場面もあった。 あくまで非公式の場とはいえ、ここで軽はずみな発言をして言質を取られてはかなわない、 との懸念もあったのだろう。 「続けたい気持ちはある」といった程度の回答しか得られなかった。 (netkeiba/生産地便り)

何が何でも競馬を廃止したい岐阜県の下では、 笠松競馬を存続させていくのは厳しい情勢です。 県と違い、存続に前向きな両町長が県抜きでも 競馬場を運営する意思があるのか否が鍵になってくるでしょう。 対策委は、北海道側との協議については検討対象とせず、県知事と両町長に一任するとしています。 両町が単独でも存続させる姿勢を明らかにした上で、 北海道側が赤字補填、公益法人設立という条件を飲んでくれる環境を作らなくてはなりません。 オグリキャップ、ライデンリーダー、安藤勝己らを輩出した 名門・笠松の廃止は何物にも代え難い競馬界の損失です。 何より笠松には累積赤字はないのです。 笠松が落ちれば、地方、生産、中央と市場縮小の波は広がり続けていくでしょう。 一部の県職員の頑なな態度で大切な競馬場を失うわけにはいきません。

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地方競馬」カテゴリの記事

コメント

本当にそう思います。競馬を知らない、たんまり退職金をいただける待遇の人にとって公共事業・公共投資って一体なんでしょうね。ライブドアにしか門戸をあけないという委員会にあきれ返るばかりです。

投稿: かれん | 2005.01.20 13:26

>かれんさん 実質的にはライブドアにすら門戸をあかなかったというのが正しいのかもしれません。中央と南関東だけ残れば良いと言う人もいますが、一度堰を切ったらその余波は止まらないかもしれません。

投稿: がとー@管理人 | 2005.01.21 16:00

いつも見させてもらっています.笠松はだいじょうぶと思っていたんですが.ちなみに南関東も大変です.実際馬券販売で黒字なのは船橋だけです浦和は大井が開催権買ってくれるうちはいいのですが大井も平日の昼間は赤字になる事もあります川崎はナイターで赤字がどんどん膨らんでいますもうすこし地方がまとまれば廃止する競馬場も少なくすんだのかもしれません.みんな反応が遅い対岸の火事じゃすまないぞ.

投稿: 競馬どうなるんだろう | 2005.01.22 00:42

>競馬どうなるんだろうさん 日本の競馬界のレベルを下げずにおこうと考えたら、中央だけ残っても無理だと思うんですけどねぇ。防衛ラインは笠松がギリギリなわけで、少なくとも評論家を含めて競馬関係者は危機意識を持ってほしいですね。無関心な人や笠松、岩手ぐらいなくなっても問題ないと思ってる人もいるようですが。


投稿: がとー@管理人 | 2005.01.22 19:03

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