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2004.12.14

バルク追い込みに変身? 有馬記念へ総帥の秘策

いよいよ年の瀬、有馬記念がやってきます。 ゼンノロブロイが勝てば秋GⅠ3連勝となり、 2億円のボーナスが支給されます。 もちろん、そうはさせじとライバルたちも虎視眈々。 凱旋門賞以来となるタップダンスシチー、 GⅠ現役最多勝のヒシミラクル、ダートから転戦してくるアドマイヤドンなどなど。 しかし、最大の注目はやはりクラシックの主役を張ってきたコスモバルクに違いありません。 13日には滞在する大井競馬場で、600人の観衆を前に軽快な公開調教を披露しました。 軽く右ムチをいれただけで、5F62秒5の好時計をマーク。順調な調整をアピールしました。

この公開調教をじっと見守っていたラフィアンの岡田繁幸総帥ですが、 相変わらずバルクへの入れ込みぶりは半端ではないようです。 皐月賞2着、菊花賞4着、ジャパンカップ2着と、 もう少しで栄冠に手が届きそうなだけに「有馬記念で2着はいらない」と 高らかに勝利宣言をしてしまいました。 そんな岡田総帥にはバルク必勝の秘策があるようです。

「勝つためにはゼンノロブロイを徹底的にマークして、ロブロイの半馬身後方、 中団より後ろ からの競馬をします」と宣言した。 「ジャパンCでの差はかなり決定的なものだったが、バルクはロブロイにマークされていた。 あの形では勝てないが、今回はタップダンスシチーという強力な逃げ馬がいる。 ペリエもタップを楽に逃がすことはできないから、早めに仕掛けるはず。それなら勝機が出てくる」と岡田氏。 昨年のジャパンCでシンボリクリスエスがタップダンスシチーを捕らえ切れなかった ペリエ騎手のトラウマを利用する作戦を考えついた。 (デイリースポーツ)

ペリエのトラウマですか。 「馬を射んとせばまず将を射よ」ってこと? 逃げるタップを早めに捕えに行ったペリエを外から差しきると。 京都大賞典でロブロイを負かしたナリタセンチュリーのイメージかな。 ということは、バルクに追い込む競馬をさせるということですけど、 あの馬にそんな芸当ができるんでしょうか。 総帥は五十嵐冬樹騎手に「たとえ口を割ってもロブロイの後ろに控えるよう指示した。彼も納得してくれた」 と自信満々。五十嵐も「ジャパンCで返し馬をできたように、馬に落ち着きが出ていることは間違いない。 抑えます」と承諾した模様。 セントライト記念で総帥の指示に反してレコード勝ちさせたように、 五十嵐は気分を損ねずハナに行かせたいのが本音。 それで、総帥としては何が何でも抑える確約を取ったんでしょう。

前走はルメールが巧くマグナーテンの番手で折り合わせたし、 リングハミとノーズバンドの効果もあったのか、 現時点でのポテンシャルは出せたと思います。 しかし、口を割っても抑えるとは穏やかではないですな。 素人が言うのはおこがましいですが、 競馬は馬をいかに気持ちよく走らせて4角まで持ってくるか が第一じゃないですかねぇ。 展開を利用したり、騎手の駆け引きで前に持ってきたりというのは、 道中までエネルギーを浪費させなかった前提の上に成り立つ話ではないかと。 無理に脚質を差しに転じさせて、策に走るのはリスキーなんじゃないかなぁ。

今年のダービー、総帥はペースメーカーや距離適性のない持ち馬まで参戦させました。 その作戦は裏目に出て、マイネルマクロスはバルクを潰し、 コスモサンビームは骨折、マイネルブルックは予後不良という最悪の結果を呼んだわけです。 「策士、策に溺れる」 、ダービーで学んだであろう教訓でしたが、 有馬記念では逆に「スタンドの総帥、本馬場のバルクを走らす」っつーことになるのでしょうか。 ともあれ、バルクファンとしては印をどうすべきか、足りない頭を悩ませるばかりです。

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