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2004.12.31

2004 競馬ニュースハイライト

もう2004年も終りを迎えようとしています。世界は最後まで天災に見舞われました一年になりましたが、競馬界にとっても激動の一年だったのではないでしょうか。ベストいくつと順位付けをするのは難しいので、なあなあと馬耳東風なりに振り返ってみたいと思います。

やはり話題をかっさらったのは弥生賞、セントライト記念を勝ったコスモバルクでしょう。岡田繁幸総帥、五十嵐冬樹、田部師のトリオとワンセットになって、騎乗方法やらなんやらオオモメだったり^^;。あんまり言うことを聞かないもんだから、岡田総帥が怒って有馬では「絶対ロブロイマーク指令」なんぞ出す始末。その結果、バルクフリークの柏木集保には 「おろかなこと。それではG1は勝てないだろう。ずっと…」「コスモバルクと五十嵐冬樹騎手は、当然、従者や下僕ではない」と言われ放題。ドバイ挑戦はどうなりますことやら。

もちろん、ダービー馬も忘れてはなりません。 NHKマイルC→日本ダービーをぶっこ抜いたキングカメハメハ。クロフネ、タニノギムレットの雪辱を松田国師が果たした!との賞賛も束の間。秋に神戸新聞杯を勝った後、故障で引退に追い込まれると手のひらを返したかのような松田国批判のオンパレードとなりました。げに怖ろしきは世論かな。。。 タップダンスシチーの凱旋門賞挑戦もありました。飛行機のトラブルで一旦は中止に追い込まれながら、 本番2日前に輸送するという離れ業をやってのけました。こういう直前輸送もあり!という可能性は示したかもしれません。秋三冠のゼンノロブロイは内容は濃かった割には目立たなかったかも。

6月、武豊の競馬ブック取材拒否事件ってのもありました。これは競馬の正史には残りませんけどね。武豊がブックのレース評に頭にきてコメントを拒否したって話ですけど、競馬マスコミの未成熟性を露わにさせた事件だったのではと思います。ジョッキーで言えば、逝去された竹本貴志騎手の事故もありました。言葉にできないほど、非常に残念な事故でした。また、正史から消えるだろう(というか消されつつある)のが堀紘一のデキレース騒動。「日高の常識は世界の非常識」と題してギャロップに2面ぶち抜きで、「オレが買おうとしていた馬がデキレースで盗られた!」と生産者やセリ業者を大批判しましたよねぇ。結局は堀紘一の勘違いだったわけで、「新聞記者魂がよみがえってきた」と大見得を斬った割には以後は沈黙。でも、生産地に疑問を投げかけたのは意義はあったかと。

地方競馬にとっては激震が続きました。北関東廃止決定、笠松や岩手、名古屋の存続も不透明なままです。ライブドアの赤字補填提案を蹴った群馬県のやる気のなさにはあきれるしかありませんが。ライブドアを地方参入させることについて強い異論も出されましたが、その有識者たちがライブドア以上の良案を持っているかというとそうでもなく、競馬界の無力さを感じさせられもしました。高崎競馬では民間の力で競馬場をつくろうという動きも始まったそうですが、 いきなりこんな人に力を借りようとしたのにはガッカリでした。批判のオンパレードにハルウララを客寄せに呼ぶという案はやめるようですがねぇ。

で、拙ブログで何度も取り上げた、そのハルウララ強奪騒動。懸命に育ててきたハルウララを無償で譲り受けた馬主が持ち去ってしまったわけです。未だに安西美穂子オーナーは週刊誌などのメディアを使って、 高知競馬や宗石師の中傷を続けています。その影響で一般世間では「ハルウララを酷使する悪徳調教師からウララを救った善人馬主」という間違った認識が一般的です。しかし、ネットの競馬ファンの間では高知競馬擁護論が主流を占めつつあり、強奪騒動直後から記事を繰り返し書いてきた身としては、その一助になれていたらネットの端っこでブログをやっていた意味もあったのかなと思っています。

競馬系のブログが雨後のタケノコ状態になったのも2004年の特徴。競馬ファンが情報を発信しようと、ネットが活性化するのは大歓迎です。トラバなどを通じて、サイト間の交流もこれまでになく密接になりました。 Milkyトラセンといったブログポータルができたのも大きかったですね。馬耳東風は年明け早々にも100万ヒットを回りそうで、コツコツと続けてきた末の到達になれば、個人的にはひとつの節目になるのかなと考えています。これもご贔屓いただいている読者のみなさんのお陰です。来年もよろしくお願い申し上げます。

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