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2004年8月の5件の記事

2004.08.31

新潟記念回顧 常石騎手の回復を祈ります

今日は手短に。 新潟記念はサッカーボーイ産駒のスーパージーンが 平均ペースの流れに巧く乗って快勝。 距離延長、広い新潟へのコース替りも好材料でしたね。 中館の早めの仕掛けも完璧でした。 私の◎レニングラードは2着。最内枠で思い通りの競馬ができませんでした。 それでも上がりは33秒6。力負けではありません。 府中で再度狙いたい馬です。馬連870円的中。

小倉は北九州短距離S。 どうみたってゴールデンキャストだろ、と思っていたのですが、 こちらも最内枠にやられました。 直線で空いた1頭分の隙間を争って失敗。 まったく追えず、まさかまさかのブービー負けです。 こういうところで大外一気で勝ちをかっさらう赤木高太郎って良いですよねぇ。 公式サイトの日記も渋いし。 人気なくても次は買うよ(>_<)。

ご存じかと思いますが、 土曜小倉の障害レースで常石勝義騎手が落馬、負傷しました。 脳挫傷などで意識不明の状態が続き、 依然として予断を許しません。 ただ、一時停止していた自発呼吸の回復も認められたと言うことで、 このまま快方に向かってくれるのを祈るばかりです。 常石騎手はデビューした平成8年にも落馬事故で意識不明の重体に陥りましたが、 翌年には復帰しています。今回も常石騎手の回復力を信じましょう。

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2004.08.24

札幌記念回顧 魔術で女王復活

ゴール後には珍しく武豊のガッツポーズが出た札幌記念。 これまで折り合いに苦しんできたファインモーションの 新境地を開拓する後方一気の競馬でした。 3コーナーから捲って上がっていくと、 直線では抜群のタイミングで抜け出したはずの バランスオブゲームを半馬身捕えて1着でゴール。 まさにターフの魔術師! はお父さんか。。。 武豊曰く「一番後ろから行くレースをしてみたかった。 あんなに折り合いがついたのは初めて。 描いていたとおりの展開の競馬ができて会心の勝利でした」とのこと。

ファインモーションは右回りで連対を外したのは有馬記念だけ ということになります。左回りはからっきしですから、 目標はエリザベス女王杯かマイルCSでしょう。 天皇賞秋やジャパンカップはやはり分が悪いですよね。 今回の上がり3ハロンは34秒9、 2番目に早いバランスオブゲームが36秒0ですから爆発力は相当なものです。 今後は札幌で会得した後方一気で行くことになるでしょうが、 そうなると前が止まるか止まらないか、それが予想のキーポイントになってきます。 ともあれ、天才の手綱で女王復活です。

2着バランスオブゲームは最高の形で2着。 逃げたローエングリンは3着。力まず走れるようにならないと、2000メートルは長いですね。 5着マイネルアムンゼンは左回りで見直しが必要です。 最下位入線したダービーレグノはレース中に左後脚屈腱を断裂、 予後不良の処置が取られました。 後ろから馬に乗りかかられてしまったそうです。 シンザン記念や新潟記念を勝ち、息の長い活躍を期待していただけにとても残念です。

新潟は1000メートルの直線競馬、アイビスサマーダッシュ。 1番人気カルストンライトオが3馬身差の逃げ切り勝ちを収めました。 抜群のダッシュでスタートを切ると、5番枠から一気に馬場の良い外ラチへ。 新潟を知り尽くした大西騎手の迷いのない好騎乗でした。 とにかく、この馬は直線競馬は強い! というか、テンの速い馬が圧倒的に有利だよなぁ。 それで外枠だったら最強。枠順に有利不利が大きすぎる? でも、直線でやる以上、外が良いのはしょうがないしなぁ。

ところで、秋を賑わすはずだった2頭の古馬が屈腱炎のため戦線離脱しました。 二冠馬ネオユニヴァースは引退種牡馬入り、 春の天皇賞馬イングランディーレは全治9ヶ月で休養することになったのです。 ネオユニヴァースは弱い世代のダービー馬として 認識されていくのだろうけど、今春の大阪杯を勝ちきった時には見直しました。 今から思えば、3歳時の宝塚記念参戦が余計だったんだろうなぁ。 あれで秋はすっかり調子を崩してしまいましたから。 ともあれ、お疲れ様でした。

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2004.08.19

ホリエモンファンクラブで100億稼げ!

毎日のエントリーに苦しむブロガーたちに、自分の身を切り刻んでまでネタを提供する太っ腹ポータルサイト、ライブドア。 堀江貴文社長は自らのブログでユーザーのクレーム対応に追われるなど、球団買収、サーバートラブルから合コンin六本木ヒルズまでお忙しい日々を送られているようです。さすが1日5000通のメールを処理する社長ですね。もともと堀江社長は伝説の競馬サイトThe Derby Squareを立ち上げた競馬通。矢継ぎ早に斬新な企画をリリースし続けるライブドアが、競馬に目を付けないわけがありません(昔、リンク依頼の返信の署名は堀江貴文だったなぁ)。ライブドアが満を持して競馬ファンにお届けする新たな試み、それが 競走馬ホリエモン「応援ファンクラブ」です!

「お金で人は買える」という堀江社長ですから、当然、サラブレッドぐらい買えるわけです。で、堀江社長が購入した愛馬、その名もずばりホリエモンと名付けられました。この名前、仕事の合間に投げやりに考えたわけではありません。日本一のポータルサイトで大々的に公募して選ばれた名前なのです。有効応募総数748って、微妙な数字だな。その中で最多117票を獲得したのがホリエモンでした。ちなみに2位は56票ブンカツテイオー。ネット投票から多数決で選ぶのは企業の軽さを露呈 時代の最先端を行くIT社長らしい斬新な発想ですね。ダービー馬にも相応しい馬名ですよ、これは。(あれれ、全投票馬名においらが投票した馬名がないや。まともな名前だったのに)

総資産700億円の堀江社長の愛称を馬名にもらったホリエモンですから、そんじょそこらの駄馬に負けるわけがありません。競馬界初のポータルサイトDerby Squereを舐めてもらっては困ります。「旧態依然のオヤジ世代」の馬主と一緒にしないでください。堀江社長は徹底したコスト管理で無駄な金は使わないんですから、馬にも無駄な投資はありません。ホリエモンの血統は、ええと、浦河産、 ブラックタイフェアー×ラストタイクーン。微妙な配合だな(..;)。兄弟はグリフォンゲイル(父サクラケイザンオー)が大井5勝、グワッパ(父アレアズマ)が上山で1勝、マンリーマン(父ヒシアリダー)が宇都宮2勝。 っつーか、ド地方血統じゃねぇかよ。金あんだからry  ともあれ、このホリエモン、 ファンクラブ事務局によるとすでに小桧山厩舎でトレーニングを積まれています。撮影時に「ホリエモンはカメラを意識しているらしい」ということですから、動物は飼い主に似るということでしょうか。小桧山師ともOne To Oneのコミュニケーションでメールをやりとりしながら、秋の東京あたりで鮮烈デビューを飾る予定です。

ところで、ファンクラブに入ると、 ①ホリエモングッズのプレゼント、②馬主席へ招待、③会員限定コンテンツの配信、という大特典があるんですよ! すごいですねー。えっ?フサイチネットのパクリ? 何言ってるんですか、独占販売にM&Aですよ。それにもうひとつ、すごーい目玉があるんです。ホリエモンの優勝賞金を通販サイト「livedoorデパート」で使えるポイントにして、 会員に山分け してくれるんです。未勝利戦勝ち(500万円)で3500円分、GⅠで1億円稼げば7万円のお買い物券がもらえるんですよ。これぞ前代未聞のビジネスモデル。稼ぐか勝ち です。なに? とてもGⅠなんか勝てそうもない血統の馬だって? 本気ならサンデー産駒でも買えって?冗談じゃない、そんなリスクの高さは負えません。大切なのは世間の耳目を集中させて、どかんと名前を売ることなんです。まったく、近鉄の買収騒動も本気にしてたんじゃないでしょうね。これぞ 100億稼ぐ仕事術なんですから。

※この記事の30%はネタです。と言いつつ、堀江社長にもトラバ!

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2004.08.17

小倉記念回顧 サインはドンブリ

巷はアテネオリンピック一色で、 競馬も含めて国内スポーツは開店休業に近い状態です。 競馬サイトも夏休みのところも多いですねぇ (うちは休養明けですが)。蛸坊主さん のブログが 長らく更新されていないのは気がかりです。。。 個人的にはここしばらく夜勤シフトでして、 強制的に昼夜逆転の生活を送っています。 夜中にPATで馬券が買えるようになったのは、非常に重宝しております(^_^)。 薄暮レースや三連単導入など、JRAもやればできるんですよ。

レース回顧は小倉記念から。 データ解析で本命にしたのは武豊のメイショウカイドウだったんですが、 北九州記念よりメンバーが楽になったここは快勝でした。 同馬の唯一の不安は内へのささり癖。 それもDハミを使用して矯正できたこともあって、問題ありませんでした。 中央場所の重賞では足りないと思いますが、 ローカルで滞在競馬なら、またチャンスはあると思います。 2着に逃げたメイショウバトラー。この馬もローカル巧者です。 メイショウ丼だけでなく、豊と幸四郎の兄弟丼でもあっやたんですね。 武兄弟のワンツーは4年前のマーベラスタイマー-メイショウドトウの日経新春杯以来です。 2回目とは意外に少ない印象?

札幌ではクイーンS。 オースミハルカが去年の再現VTRを見るように逃げ切り勝ち。 札幌1800は単騎でマイペースで行かれると圧倒的に有利なコース。 だから、去年のファインモーションでもオースミハルカを捕まえられなかった んでしょ。 今年も同じように楽に行かせてしまうってのは、後続の騎手は何を考えてるのかなぁ。 ウイングレットの勝春あたりが、早めに競りかけていくもんだと思っました。 馬券は買ってませんでしたけど、ウイングレット流しだったら怒り心頭だったかも(笑)。 表彰式のプレゼンターはCM出演中のゆうこりんこと、小倉優子。 っつーことは、西も東も重賞は小倉丼だったわけだ。あっ、 サインはドンブリだったのか…。

クイーンSって、三連単の先行発売の対象レースでもあったんですよね。 で、注目の配当は7万1170円でした。5番人気、6番人気、3番人気の順の入線で、 三連複は9410円、馬単は10340円、馬連は4180円。 皆さんはどの馬券を買うの一番おいしかったと思いますか? 三連単は5頭のBOXでも60点買いになりますから、玉のない貧乏人にとっては厳しい馬券じゃないかなぁ。宝くじ感覚で買うのなら良いかもしれませんが。 ちなみに私が最も好配当に見えたのはエルノヴァの複勝310円でした。 こんなんだから、万馬券も取れないんですよねぇ。

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2004.08.12

レースごとに騎手を採点してみたら?

無事に帰国ということで、更新もぼちぼち再開致します。 旅はおおかた楽しくて、人も素朴、街も美しかったです。 カフェで2度の爆裂音がして、振り返ると拳銃を持った男が立っていたのは驚きましたが (でも、玩具だと思って警察が駆けつけるまで食事を続けてしまいました)。 留守中に競馬ブック取材拒否騒動について、 また二つのトラバをいただきました。お約束通り、ご返杯させていただきます。 「m-waniの日記」さん からは、 「レース後のコメント取りで取材拒否」の是非についていただきました。

1つの基準として、“編集権の濫用の場合には許される”としましょう。その上で、今回の競馬ブックの「勝ち馬の直後にいたが、直線は外に持ち出して、更に一頭大外。外にモタれたのかもしれないが強襲してきただけに不可解」という短評が編集権の濫用かを検討すると、批判されているともそうでもないとも解釈出来る文章であり、また、「勝負どころで置かれたし、直線は大外にヨレながら伸びていた。能力はあるが、気性は若い」という他誌の短評と比べても特段おかしな点も無い。したがって編集権の濫用ではないので武豊騎手の取材拒否は許されない、となります。 (取材拒否の基準)

m-waniさんは編集権の濫用が取材拒否基準になるのではと提起してらっしゃるようです。 正直、私は取材拒否を許容するメルクマールはあまり重要な議論ではないと思っています。 というのも、m-waniさん自身も書かれているように、 権利の濫用か否かを判断できるのは、訴訟沙汰になった際の裁判所だけだからです。 むしろ、関係者のレース後のコメントが、予想する競馬ファンにとって欠くべからざる ものだということを共通認識にして、 ファンやマスコミが 「レース後の取材はサービスでなく義務である」という姿勢で強く臨むことが大切なのではないかと思うのです。 そうした土壌を作ることで、騎手の側も安易な取材拒否ができなくなったり、 いい加減なコメントを出せなくなるのではないでしょうか。 記事の内容によって一方的に関係者が取材拒否ができる、 不適切な競馬マスコミの在り方を改善していくことがまず一番だと感じています。

取材拒否騒動に関連して、競馬ブックの短評そのものに 疑問を呈してらした 「競馬-水道橋WINSで独り言-」さん は、新しい検証記事を書き始められるようです。

俺は競馬ブックの短評はおかしい と思ったことが結構あるよ。 短評を読んでいてだ、前はこんな書き方をしなかったって思ったし、 俺が一生懸命馬券検討の材料を探して馬の癖とか特徴を調べてだよ、 それは…例えばその馬のレースぶりや過去に乗った騎手のコメントなんかから。 そういう俺が調べてわかった癖やら特徴なんかをどうも競馬ブックの短評は全然考慮してないように思ったことがある。 (前からちょっと駄目だとおもっていた競馬ブックの短評)

レース後のコメントや短評への関心が高いのは、 競馬はレースの内容を評価することが非常に難しいスポーツだからです。 なぜ逃げ馬が控えたのか、早めに仕掛けたのか、コーナーで外を回したのかなど、 馬券が当たらなかったときほどファンの疑問は沸くものです。 それは騎手が指示しても馬が動かなかったからかもしれない、陣営の作戦だったかもしれない、 ペース判断を誤ってしまったのかもしれない。 そうしたことを推理するのには、レース後のコメントと専門家の評価が頼りになるわけです。 これまでレース短評の検証が系統立ってなされたことはなかったと思います。 質の高い競馬記事を求めていくために、ファンの間で水道橋WINSさんのような動きが出てきたことは歓迎したいですね。 大変な作業かもしれませんが、今後の記事に期待させていただきます。

ところで、 サッカーでは試合ごとに専門紙が選手の採点をしますよね。 「試合は負けたけど好セーブ連発だからキーパーは7.5」とかって。 サッカーは門外漢なので良く分からないのですが、 こうした具体的な採点を競馬でもメインレースなどで行うことができないでしょうか? 着外であっても好騎乗だったと言えるケースもあるでしょうし、 馬の実力からすれば勝っても内容が良くなかったと言えるケースもあるでしょう。 「ダンスインザムードの武豊はスタートして折り合いをつけることができず、 4角でも勝ち馬に早めに抜け出され差をつめられなかった。馬の余力はあった。5.5」とか。 レース後の検証を細かく行うことで、ファンの目も肥えてくるだろうし、 競馬の楽しみも広がってくると思います。 私自身には採点できる力量がないのが残念ですが、 元騎手や専門記者、あるいは優秀なブロガーの方々にやっていただけたら面白いと思います

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