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2004.05.04

天皇賞春回顧 本命も波乱もテルヤにおまかせ!

とんでもない結果になってしまった春の天皇賞。 四歳四強の下馬評はどこへやら、 10番人気イングランディーレが7馬身差で逃げ切ってしまいました。 3200メートルの春天は2回マイルを走るわけなんですが、 イングランディーレのラップは前半1分39秒6、後半1分38秒5。 スローで逃げるコテコテのステイヤーに、直線入り口で10馬身も差を つけられては勝負あったというもの。 ノリはイングランディーレの競馬に徹しただけ。 後方馬群との差を気にすることもなく、マイペースで行かせたのが一番の勝因でしょう。 残り3ハロン目の11秒6のスパートもお見事。 河内洋は芝が深かったのが有利に働いたと分析していますが、 短くてもイングランディーレの勝ちは動かなかったと思います。

ペースを狂わせたのは平成の盾男、武豊です。 1番人気リンカーンは返し馬から入れ込み、レースでもかかり通し。 どうにかこうにか中団につけたものの、 武豊にはペースを勘案して動く余裕などありませんでした。 それでも他の騎手が仕掛けの判断にするのは武豊なわけで、そこにおかしな展開が生まれるわけです。 「まくっていくつもりだった」アンカツのザッツザプレンティも、 「外に出したところで手応えがなかった」と為す術なく敗退。 もう一頭の有力馬、ネオユニヴァースも彼らより後ろに位置していたのでは、 先行勢もイングランディーレを捕まえに行くことなどできません。 メジロパーマーの有馬記念、カツラギエースのジャパンカップ、 歴史は繰り返す のに騎手もファンも成長しないんですねぇ(¨;)。

2着ゼンノロブロイ、3着シルクフェイマスは先行していた分、 力を出し切ることができました。 後ろから行って入着したのはナリタセンチュリーだけですか。 ネオユニヴァースは10着。 「この馬に3200メートルは長い」(デムーロ)って、そういう問題か? リンカーンは13着、 「これだから競馬は難しいのです」 (武豊) 。 敗因は折り合いにつきますが、それも実力のうち。 春天に強いはずの菊花賞馬ザッツザプレンティは16着。調子落ちか?原因は不明。

これで4歳勢はジャパンカップ9馬身、 有馬記念9馬身、春天7馬身と上の世代に完膚無きまでに叩きのめされたことになります。 これはアグネスフライト、エアシャカールの代のように、 そもそもレベルが相当低い っつーことかもしれません。 ノリの勝利で関東所属ジョッキーのGⅠ連敗記録は30でストップ。 イングランディーレはホワイトマズル×リアルシャダイの配合。 ホントにリアルシャダイの血は春天に強いね。 なんやかんやで桜、皐月、春天と社台はGⅠ3連勝ですか。 吉田照哉はとても嬉しそうでしたね。 負けた四強もすべて社台の生産馬ですけど、 ネオやリンカーンの種牡馬としての価値が下がったことなど、 世界のホースマンには取るに足らないことなんでしょう。

土曜日はダービートライアル、青葉賞が行われました。 期待に応えてハイアーゲームが33秒7の末脚で完勝。 2着ホオキパウェーブ以下を相手にしませんでした。 2分24秒1はダービーレコードを1秒2も上回る勝ちタイム。 この馬は典型的なサウスポーのようで、ダービーも行けそうな気がします。 そんな青葉賞もよく見てみれば社台のワンツー。 芸能界のドンが和田アキ子なら、競馬界のドンは吉田照哉です。 本命も波乱もテルヤにおまかせ!って感じですかね。 結局、日本の競馬も我々も、社台の手のひらで転がされてるだけなのかもしれませんねぇ。

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