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2004年4月の10件の記事

2004.04.29

柴田政と的場均が語る天皇賞予想

今週のスポニチに天皇賞ジョッキーに聞く「淀3200メートル論」が連載されている。 その初回と2回目が現調教師の柴田政人的場均。 柴田政はミホシンザン、的場はライスシャワーで2度、 春の天皇賞を制覇している。 興味深い企画なので、彼らの騎手論に耳を傾けてみたい。

一般に長距離は短距離より、騎手の技量の差が勝負を決定づけることが多いと言われている。 しばらくステイヤーズSで岡部と柴田政ばかり連対していたのも、 マラソンレース=ジョッキーの腕比べとみられる所以か。 その点について的場の見解は明確だ。 「距離も長ければ長いほど駆け引きが肝心。つまり長距離GⅠ、天皇賞というのは最も騎手の ヘッドワークが肝要になるレースだ」 そして、ヘッドワークに優れた騎手とは言うまでもなく 「武豊騎手。誰も異論はないだろう」ということになる。 「デムーロらも日本の競馬をよく研究しているが彼(武豊)のヘッドワークにはかなわない」 と言い切る。その武豊のメジロマックイーンを負かしたのが的場ライスシャワーなのだが。

では。長距離重賞を勝つ極意とは何だろうか。 柴田政は「自分のペースを乱さずにノビノビと馬を走らせることに尽きる。 いかに道中リラックスさせて、最後の4コーナーを迎えるか」だと言う。 的場もポイントは折り合いだと指摘する。 「最初の3~4コーナー、ここでレースの5割が決まるから、よく見ておくべきだ。 ここで鞍上とリズムが合っていない馬は圏外に去る。 最高のリズムでここを通過した馬が5~8割の確率で勝つ」

私が思い出すのはスペシャルウィークで勝った平成11年のレースだ。 武豊はライバル、逃げ馬のセイウンスカイを3番手でマーク。 道中、2番手サンデーセイラをつついて、 セイウンスカイに息を入れさせないようプレッシャーをかけた。 結果、セイウンスカイは勝負にならず、メジロブライトにも差されて完敗した。 武豊のヘッドワーク、それはライバルにスムーズな競馬をさせないことだった。 まさに柴田政と的場の言わんとするところだろう。

馬の距離適性についてはどうだろうか。 血統の裏付けが必要とする柴田政は「有馬記念で走っても、天皇賞はダメだった例は多い」とし、 「天皇賞と関連深いのは当然、菊花賞。200メートル延びただけだからね」と、 有馬記念より菊花賞の結果を重視する。 今年の天皇賞にあてはめれば、ゼンノロブロイは危険とみるべきなのか。 的場の評価は「大阪杯のネオユニヴァースはマグナーテンに差し返されそうになっていた。 もう少し頼もしくなっていてほしかった気はするね。阪神大賞典のリンカーンは強い勝ちっぷり。 ザッツザプレンティと2キロ差あったとはいえ高く評価しなければならない」と、 リンカーン最上位説だ。

今年の天皇賞はフルゲート18頭。 過去10年、18頭揃ったのは2度あったが、 その年はいずれも1、2番人気馬は連から消えている。 そのうちのひとつ、平成7年は的場が2コーナー過ぎからのロングスパートでハナ差、凌ぎきった レースだ。「もう手の内も分かり合っている同士。騎手の駆け引きが一番の見どころ」(柴田政)、 「周囲の騎手が豊以上の競馬をすればいい。彼の上をいくヘッドワークを駆使した騎手が現れれば勝てる」 (的場)。どんな結果になるにしろ、騎手の動きが雌雄を決するのは間違いない。

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2004.04.27

フローラS回顧 自信ないほど良く当たる!?

こんなに予想が決まらなかったのは記憶にないですよ。オークストライアル・フローラS。 エアグルーヴの仔というだけで1番人気に推されたイントゥザグルーヴは軸にはできないにしても、 ライバルもこれという決め手のない馬ばかり。JRA-RACING VIWERを見ながら寝入ってしまいましたよ。 そんなこんなでデータ解析にUPしたのが当日の昼前になってしまったわけです^^;。 本命はリンカーンの全妹のグローリアスデイズ。前走内容から距離が伸びて一番、よさげだったので。

レースは岡部ヴイプラドのスローペース。1000メートル61秒4ですから、先行馬の流れです。 2番人気ヴァルパライソは出遅れて後方から。やっぱメインのヨシトミは信用ならんなぁ。 直線、3番手から抜け出したメイショウオスカルを、5番手につけていたグローリアスデイズが猛追。 しかし、ハナ差だけオスカルが残っていました。当たる可能性が低いと思って薄目は枠連流しにしたのだけれど、 これが馬連より70円高い3000円的中。単勝はハナで逃しちゃったか。 メトロポリタンSもハナ差で1-3着だったんだよなぁ。

メイショウオスカルはフジキセキ産駒。本番はちょっと長いかな。 グローリアスデイズは本当にエンジンのかかりが遅い ですね。 柴原は巧く乗ったと思うけど、強いてオークスで馬券になる馬をあげればこの馬しかいないんじゃないかな、 トライアル組では。イントゥザグルーヴはグローリアスデイズの直後にいたにも関わらず、 不甲斐ない17着。過剰な期待でしたね。ミーハーなファンはともかく、 プロの本紙予想家連中が◎を並べたのは理解できません。まあ、自信度0%で予想した私が的中させても説得力はないのでしょうが。

京都はアンタレスS。クーリンガーの逃げ残り期待で馬単勝負。 しかし、早仕掛けがたたってタレてしまいました。 1、2着のタイムパラドックスサイレンスボーイはほぼ互角の実力だったと思います。 ゴール前で追えなくなった分、サイレンスが遅れた感じ。 ここに来て頭角を現してきたマーベラスサンデー産駒の一頭です。

第1回福島牝馬Sは田辺トーセンリリーの暴走でハイラップ。 メイショウバトラーはペースに巻き込まれて脚をなくしました。 57キロで勝ったオースミコスモは強かった。 ひさびさプラス22キロのマイネヌーヴェルが追い込んで2着。 フラワーCの戦慄を思い起こしました。この時の2着ってトーセンリリーですよね。

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2004.04.26

NewsCheck 4 メジロの総帥逝去

>>“メジロ”の総帥・北野ミヤさん逝去(サンスポ)
メジロラモーヌ、マックイーン、ライアンなど、数多くの個性的GIホースを輩出してきた メジロの総帥・北野ミヤさん が、23日亡くなりました。92歳の大往生でした。 「メジロのおばあちゃん」といえば、マックイーン降着事件の猛抗議が思い出されますね。 「ジャパンカップをボイコットする」と広言して、逆にマスコミに叩かれました。 これぐらいの気性の激しさがないと女総帥は務まらなかったのでしょうけど。 社台ひとり勝ちの続く競馬界を盛り上げられるのは、メジロのような オーナーブリダーだと確信してなりません。ご冥福をお祈りします。

>>無理に抜いたのではないのに…ハルウララお守り中止(Yahoo!)
ハルウララの抜けた毛を納めた交通安全のお守りが発売中止になっていることが明らかになりました。 その理由は市民から「動物虐待では」との電話が月に数件、あったからとのこと。もうバカかアホかと…。問い合わせする輩は嫌がるハルウララからエイヤって引き抜いていると思ったのでしょうか。 どうして高知競馬は「手入れの際に抜ける毛ですよ」と胸を張って答えられないのか。 高知競馬は「無理やり抜いていると思われても困る。でも愛されている証拠」と言っているそうですが、 これはアホの範疇を飛び越えて、競馬団体としての義務を放棄してますよ。 ここまで競馬を知らない人たちに媚びを売らなきゃブームは続かないんでしょうか。 競馬の魅力を知ってもらうためには、正確な情報を提供することも必要じゃないんでしょうか。 「高知競馬を引退した多くの馬は屠殺されています。抜けた毛をお守りにしてもらえて、 余生も保障されているハルウララは虐待なんかされてませんよ」これが市民への模範解答かな。

>>田島裕騎手の公式サイトが一時閉鎖(tajihiro HP)
「皆様のご声援に応えられるよう元気になりましたらまた再開いたしますのでしばらくお待ち下さい」 突然、トップページにメッセージを残して閉鎖されてしまった田島裕和騎手のサイト。 洗練されてるとは言えませんが、手作り感いっぱいで、騎手ならではのレース評が読める日記、 ファンの書き込みの絶えない掲示版など、充実した内容でした。 うちの掲示板にも返事を書き込んでくれたことのある丁寧な方です。 田島裕騎手が手塩にかけて育てたのが条件戦を連勝したナリタセンチュリー。 残念ながら大阪杯で敗戦を喫しましたが、距離の伸びる天皇賞春へ向けて 捲土重来を期していました。そこへ、乗り替わりの話…。 競馬界の常とはいえ、あまりにショックだったに違いありません。 もう一度、ナリタセンチュリーが田島裕騎手の手に戻るといいなぁ。 ファンは「メジロパーマー&山田泰誠」「ミホノブルボン&小島貞博」みたいな、 これしかないっていうコンビの出現を待っているのですから。 掲示板は生きているみたいですね。サイト再開を待ちましょう。

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2004.04.21

NewsCheck 重勝馬券導入へ!

>>競馬法改正案が参院通過へ 新型の重勝馬券導入 (共同通信)
競馬界が危機的な状況に立たされる中、ようやく本気の競馬法改正です。複数のレースの勝ち馬を当てる重勝式の導入、控除率を25%から最大20%まで引下げられることなどが盛り込まれています。20歳以上なら学生でも馬券を買えるようにもなります。あと、PATで地方のレースも購入できるのは嬉しいですね。施行は来年1月から。

>>ダンスインザムードのダービー挑戦濃厚に (サンスポ)
桜花賞馬のダービー挑戦と言えば、第50回日本ダービーに参戦したシャダイソフィアがいます。あのときはクラブ所有のダイナカールにオークスを譲る形で、吉田善哉の持ち馬だったソフィアがダービーに回るという事情がありました。今回、ダンスインザムードが挑めば、勝算あるが故の参戦ということになります。とはいえ、やはりクラシックディスタンスでの牡馬と牝馬の差は大きいですから、厳しい戦いを強いられるのは間違いありません。姉のダンスパートナーも菊花賞はダメでした。武豊がブラックタイドを乗り捨てることがあれば、また話題になるでしょうが。結局、藤沢師はオークス行かせると思うのだけれど。

>>ハルウララの妹が高知へ 直接対決の可能性も (共同通信)
ハルウララの妹ミツイシフラワー(3歳)が荒尾から移籍してきました。 こちらもまだ0勝馬。未勝利姉妹の対決なんてことになったら、きっと生産者は泣くだろうなぁ。 どの辺まで高知競馬はハルウララで引っ張れますかね。しかし、高知競馬の次の一手がミツイシフラワーだとしたら、相当な戦略家ですよ。まだ3歳なんだもん。あと5年は走れる。そのうち姉の記録を超えるかなんて、騒ぎになってたりして。

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2004.04.20

皐月賞回顧 総帥の誤算

ベンジャミンSはグレートベースン8番人気3着、トウショウボーイMはサムソンハッピー6番人気3着、卯月Sはマイティスピードが1番人気1着。これは皐月賞の直前に行われたレースでの逃げ馬の成績です。2000メートルのトウショウボーイM(1000万)が1分59秒フラットでしたから、間違いなく時計勝負、しかも前が止まらない流れになることが容易に想像できました。データ解析の本命はコスモバルク。馬券はコスモサンビームを大本線に、フォーカルポイント、ブラックタイドは評価を下げ、メイショウボーラー、ダイワメジャーらを買い足しました。

各馬、揃ったスタート、と思いきや、展開の鍵を握るはずのマイネルマクロスが出遅れてるじゃないですか。後藤、やらかしてくれたな。前に行けなかったマクロスに代わり、メイショウボーラー、ダイワメジャー、メテオバーストが馬群を引っ張り、コスモバルクは5番手。ブラックタイドは最後方からの競馬です。1000メートルは59秒7の平均ペース。こうなると一層、後ろの馬には厳しい展開です。直線、早めに抜け出したダイワメジャーを追って、コスモバルクがスパートします。しかし、33秒9で上がったダイワメジャーを交わすのは至難の業。1馬身半、届かずゴールしました。デムーロ巧い。買い足して良かった、馬連4660円的中。

レース前、ラフィアンの岡田総帥が怖いと言っていたのがダイワメジャーだったそうですが、こんな結果で自らの相馬眼の正しさを証明することになるとは思わなかったでしょう。岡田総帥も前残りを警戒していたからこそ、マイネルマクロスを3角から仕掛けさせると言っていたわけです。そんな総帥の作戦を後藤の出遅れがぶち崩してしまったんですねぇ。タラレバはナンセンスなのは分かっていますが、マクロスが前を潰しに行っていたら、コスモバルクは差しきっていたでしょう。ブラックタイドら有力馬が後方にいる以上、あれより早いタイミングで五十嵐が仕掛けるのは難しかったでしょうし。五十嵐は大外枠の不利をはねのけて、立派に責務を果たしました。

ラフィアンVSサンデーの戦いは、ひとまずサンデーが先勝しました。次はダービーです。 コスモバルクは再度、勝負になるはず。元道民としても期待の持てる内容でした。ダイワメジャー、メイショウボーラーは2000メートルが一杯の気がします。4着コスモサンビームはマイルまでの馬でした。9着フォーカルポイントは接触する不利もあり、力を出せませんでした。ブラックタイドは16着…直線は追わなかったとはいえ負けすぎでしょう。武豊は「みんな逃げ宣言なんかするからですよ」と珍しく愚痴っていたそうです。ダービーはどうするんだろう。ダンスインザムード参戦は本気でしょうか。

土曜日はマイラーズC。ローエングリンをマイソールサウンドがきっちり差して馬連570円、単勝1090円ゲッツ。マイソールサウンドはタマモクロス産駒ながらマイルが合っているようです。母の父、サンデーの瞬発力が、折り合いの付くマイルで活きているのかな。最近のローエングリンはどう乗っても、目標にされて差されます。6連敗中の馬を単勝1.4倍にしちゃいけませんね。マイソールの単はごっちでした。

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2004.04.15

岡田総帥の皐月賞予想は?

皐月賞に5頭もの所有馬を出走させるラフィアンの岡田繁幸総帥。 日本一の相馬眼を持つ総帥の皐月賞予想は気になるところですよね。 目立ちたがり屋?の総帥は新聞や雑誌などに予想を語っておられますので、 総帥の発言を探ってみましょう。

まずは本命視されるホッカイドウ競馬所属のコスモバルク。 外厩馬のバルクは総帥自ら調教を指揮するビッグレッドファームの申し子です。 「バルクは胸が深く肩の傾斜もいい」ので、前脚の力が非常に強いのだそうです。 持久力があるので、スタートして3番手あたりにつけ、3角すぎから早めに仕掛ける作戦だとか。 弥生賞後、馬の後ろで折り合わせる訓練をさせており、バルクは メイショウボーラー、マイネルマクロスの後ろに控えて、まくる戦法になりそうです。 「差されるイメージがない」と自信がおありのようで。

そのバルクとは、まだ「1~2馬身の実力差がある」というのがコスモサンビーム。 前走はあきらかにやらずの仕上げで直線はたれてしまいましたが、 「体型的に2000メートルがぎりぎり。皐月賞こそ最高の仕上げで臨みたい」とのこと。 「上がり目はあってもバルクにはかなわない」と言ったかと思えば、一方で 「瞬発力は上だから、4コーナーで1馬身差なら逆転する可能性はあります」と 言ってみたりで、評価は定まりません。まあ、前者が本音かな? 位置取りはバルクの後ろ、中団前方あたりになるでしょう。

共同通信杯でアポインテッドデイを負かしたのがマイネルデュプレ。3勝をあげた北村宏を降ろして、「行きたがる気性なので、馬を騙すのがうまい」柴田善を乗せることになりました。 「末脚は世代で一番」でも「そういう展開になるかが鍵」。 ヨシトミが鮮やかな追い込みでGⅠ制覇って、あんまり想像つかないなぁ。 でも、キングヘイローの高松宮記念がそうでしたっけ。

マイネルブルックはきさらぎ賞でブラックタイドを差しきる大金星をあげた馬です。 しかし、総帥の評価は「皐月賞はきびしい」と意外にも辛口。 どうしても後方からのレースになるので、「直線が短く上り坂のある中山より、直線の長いダービー向き」なのだそうです。「皐月賞は外を回って脚を見極め、ダービーへの見通しを立ててもらう」と、 ハナから皐月賞は捨ててかかっているようです

展開の鍵を握るのがマイネルマクロス。 「ダッシュ力がないので、3ハロンくらいでハナに立つ」。 メイショウボーラーがペースを落とすあたりで、「早めに捕えに行かないと危ない」とのこと。 4角で4~5馬身差のリードがあれば逃げ切りもということですが、 いずれにしろ道中でメイショウボーラーを交わすことは間違いないようです。 鞍上は後藤ですので、思い切った戦法にも躊躇がないでしょう。

で、総帥のお考えとしては、 ①先行勢はマクロスで潰す、②そこへバルクに襲いかからせ粘り勝ちを図る、 ③万が一、差し馬有利の展開でバルクが差されるかもしれないが、 ④その時、差しきるのはブラックタイドではなくデュプレだろう。。。 ということで、いずれにしろラフィアンの馬が勝つって結論らしいです。 果たして、総帥の千里眼やいかに。

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2004.04.13

桜花賞回顧 四冠牝馬誕生の予感

7頭の関東馬が参戦した今年の桜花賞。うち6頭はマイナスの馬体重で、14キロと大幅に減らしていた馬も2頭いました。昭和61年のメジロラモーヌ以来、関東馬の優勝がないのは、消長が激しく、調整の難しい3歳牝馬、さらに輸送が加わることで、実力を出し切れないということだったのでしょう。そんななか、今年、唯一、関東馬でプラス体重だったのがダンスインザムードでした。

ダンスインザムードは好発を決めると、先行勢を見ながら進みます。 4角手前から早めに動き出すと、直線は独壇場。2着のアズマサンダースに2馬身差をつけて快勝しました。予想外の強さ。クラシックロードで取りこぼすなら桜花賞と踏んでいただけに、第一関門を楽々と通過したことで、オークス、秋華賞はもちろん、スティルインラヴが為しえなかったエリザベス女王杯まで牝馬四冠も視野に入ってきたのではないでしょうか。 藤沢師はクラシック初勝利。桜花賞はスティンガー、シャイニンルビーで1番人気を裏切っており、ようやく雪辱を果たしたというところでしょうか。8大競走リーチの岡部を降ろして、GⅠで騎乗依頼などしたことのなかった武豊を乗せたあたり、藤沢師は相当、本気だったようですな。

血統はバリバリの関西系ダンスインザムードですが、まごうことなく18年ぶりの関東馬の勝利です。桜花賞CMのメジロモーヌ出演は関東馬勝利の暗示だったのか…。この日はメジロラモーヌメモリアルが組まれていましたし、勝ったのがサンデー産駒。そ、そういうことなのね。やっぱりこのまま無敗で秋まで行くんでしょうか。蹴るのは有馬までまちませう。

2着アズマサンダース、うちの予想掲示板では注目馬にあげた方が多く、皆さんの見識の高さを知らされました。3着ヤマニンシュクルはオークスではさらに好走可能。 4着ムーヴオブサンデーは大外からかかり気味にいっただけ止まりました。スイープトウショウは最後方から5着。こういう競馬しかできないなら、今後もGⅠでは厳しいでしょう。私の本命、マルターズヒートは11着と惨敗。やはり距離なのでしょうか…。予想は完敗でした。

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2004.04.09

NewsCheck 馬耳東風@nifty!

>>老舗サイト「馬耳東風」が@niftyへ引っ越し(馬耳東風 競馬データ予想)
なんという手前みそなニュースでしょう(^_^;)。いままでとっくに消えた「InfoWeb」のURLに居座り続けていたのですが、とうとう夏にサーバーがなくなるということで移転を余儀なくされました。圧倒的に飛んでくる人の多い、Yahoo!が変更通知を受け付けてくれるのだけが心配です。実は今月6日、馬耳東風にちょっとした異変が。アクセス解析をみると、「馬耳東風」のトップページより、わずかですが「馬券日記 オケラセラ」のアクセス数が上回っていたのです。ということは、「馬耳東風」なんてサイト知らずに、この日記だけ読んでいる人も多いと言うことでしょうか?そんなあなた、早く本サイトにも飛んでみて!

>>フサロー、ボブサップにKO勝ち! (K-1 VSNカップ)
このおじさん、入社式になると何かやらなくては気が済まないようです。“脱フリーター”を合言葉に関口氏が開会宣言って、だったら安易に大リストラなんかしないでください。っていうか、フサローの会社に良く入社するよなぁ。

>>正直、ホントにもう障害なんてやめましょうよ(ドリーム競馬)
竹本貴志騎手の死亡事故を受けて、宮川一朗太の日記での発言(4/4)。岡も玉ノ井も、亡くなったのは平地でしたけどね。「平地で勝てなかった馬(馬主)の救済システムでしかない」というのは確かだけど、だから即廃止というのも暴論では。もし、彼の言うように競馬の目的が「勝ち馬が種牡馬になる」だけなら、古馬の下級条件もいらなくなります。

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2004.04.06

大阪杯回顧 GⅠ勝てない病の処方薬

先週、ゼンノロブロイの騎乗をみて、 「ヨシトミって、ここぞという時にヘグリますねぇ」と書いたばかりでしたが、 今週のダービー卿CTでも重賞での勝負弱さを出してしまいました。 データからはヨシトミの1番人気ウインラディウスで鉄板だったんです。 骨のあるメンバーも見あたらないし、軸はこの馬で堅いと判断しました。 しかし、内に閉じこめられ、馬場の悪いところを通らされ、 直線でも馬群をこじ開けなければならず。結果クビ、クビの3着。 外を回したマイネルモルゲンとマイネルソロモンのワンツーで決まりました。 もうちょっとどうにかできなかったかなぁ。>リーディングジョッキー様。 「馬場の悪い内側を通ったからかな」って、分かってるなら外に出してください (;_:)。

メインはダメでも平場は怖いヨシトミさん。最終レース、 BOXに1番人気タイキダイナスティを追加。 後方、馬群に揉まれて11着…。ヨ、ヨシトミ、駄乗連発じゃねぇかよ。 代わりに切った内田博の馬が2着に来てんじゃなぇかよ。取り損ねた。 と呟いていたら、こんな記事が。
>>柴田善臣騎手が急性気管支炎による体調不良で乗り替わり
体調悪かったのか。土曜の競馬は見てなかったので知らんかった。ならば尚更、買ってはいけなかった。

西は盾への最終便、大阪杯です。 ネオユニヴァース、アドマイヤグルーヴの巨頭がいますが、 鉄砲はめちゃくちゃ走るトライアルホース、バランスオブゲームから。 カッチーが東のウインラディウスを蹴って、西上したのも脈があるからこそ。 思い切った逃げでファンを沸かせてくれるに違いありません。 ところが、カッチーはバラゲーを3番手に抑えてしまいます。 マグナーテンは気分良く平均ペースで一人旅。 4角でバラゲーより早く仕掛けたのがネオユニヴァース。 先に行かれたらバラゲーに勝つチャンスはゼロです。 ネオはしぶといマグナーテンを競り落として1着。 59キロでもダービー馬の貫禄を見せつけました。 カッチー、もっと前に行ってくれよん。 こんな消極的な競馬してたら、GⅠ100連敗どころか、200連敗しちゃうよ。

ヨシトミとカッチー。10年前は岡部ラインのこの二人が 美浦を代表する騎手になると誰もが信じていたものです。 いつからGⅠ勝てない病に罹ったんだろうなぁ。 ふたりに共通するのは初GⅠ勝ちがヤマニンゼファーだった点。 ゼファー魂が必要かな、こりゃ(意味不明)。

そんな私の不満も、この人の比ではなかったようです。 レース後、3着カンファーベストの藤田伸二は怒髪天をつく様子だったとか。 「手応えなく追っつけて2番手にいる馬がいる」 「2馬身損した。まともなら100%勝っていた」と大荒れ。要は 4角手前で勝ち目のない吉田稔のブルーイレヴンに邪魔されて、追い出せなかったらしい。 「田舎の騎手ふぜいが、馬場掃除の馬に乗って余計なことするんじゃねぇ」って感じですか。 さすが、一匹狼の暴れん坊、問題児・藤田ですな。 でも、関東のふたりに欠けているのは、このパワーとふてぶしさ なのかもしれませんね。 GⅠ勝てないのは、技術が劣っているわけではないのですから。 たまには競り合った騎手の頭をゴール後、ひっぱたいてみたら?>カッチー殿

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2004.04.03

追悼 竹本貴志騎手 
二浪の困難を乗り越えたルーキー

もう一つ書いておきたいのは、ハルウララの今日のレースの1着賞金が僅かに11万円だったこと。勝ったとしても、騎手の取り分は5500円。仮に5着だったとすると、6000円ですから、騎手は300円にしかなりません。命をかけて乗るジョッキーにとって、それは酷な見返りではないでしょうか。 (武豊オフィシャルホームページ)

これは武豊がハルウララに騎乗した際の感想として書いたものだが、訃報を聞いて思い出したのがこの言葉だった。船乗りにとって板子一枚下が地獄なら、馬乗りにとっても鞍ひとつ下は地獄に違いない。時速60キロを超す馬に跨り、アブミが触れあうほどのひしめく馬群のなかで、勝つか負けるかの闘いをしなくてはならないのだ。2メートル以上の生け垣を飛び越える障害レースなら尚更、その危険性は高まる。文字通り、騎手は命をかけた職業だ。障害で200勝している名ジョッキー、嘉堂信雄さえ、こう語っている。

「飛越時の恐怖心との戦いはこれからも続くが、なんとか克服して現役を続けたい」 (競馬ブック) 

2月にデビューしたばかりの竹本貴志は二十歳。同期より年を食っているのは、競馬学校を卒業して二浪していたからだ。一昨年は落馬して不合格、去年は右足を骨折して試験を受けることが叶わなかった。そして今年、念願の騎手免許を手にすることができた。浪人中、後輩がデビューする姿を悔しい思いでみてきた竹本。しかし、腐ることなく、古賀史厩舎で調教をつけながら騎乗技術を磨いてきた。その中には暮れのフェアリーSで3着に健闘したアドマイヤマジックもいる。ひたむきな努力の甲斐あって、3月7日の中京競馬場、デビュー2日目にしてナイキアカウントで初勝利をあげることができた。中団で脚をためて差しきる好騎乗。直線、競り落としたのは元同期の田辺だった。「この2年間を無駄にせず、プラスにしなければ」竹本はそう語っていたと聞く。本人やご両親はもちろん、面倒を見続けた古賀調教師の喜びもひとしおだっただろう。出遅れを取り返すべく、第一歩を踏み出したはずだった。

それからわずか3週間後、中山の障害未勝利戦。竹本の騎乗したミツアキオペラオーは生け垣を飛越後、不運にも着地時に転倒。竹本は意識不明のまま、帰らぬ人となった。騎手は危険と隣り合わせの商売だ。どれほどヘルメットやプロテクターが改良されても、こうした事故が皆無になることはないだろう。だが、弱冠二十歳、苦労の末、スタートラインに着いたばかりの竹本に、災厄が降りかかったのは恨めしいとしか言いようがない。有望な新人を失うのは競馬界にとっても、大きな損失に他ならない。JRAや騎手会は悲劇を繰り返さないよう、一層の事故防止や安全対策を進めてほしい。

竹本貴志騎手のご冥福をお祈り致します。アドマイヤマジック、ナイキアカウントが彼の遺志を纏い、勝利することも。

※平成16年度 新規騎手紹介(JRA Video Interactive)

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