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2004年2月の4件の記事

2004.02.26

フェブラリーS回顧 夢広がるドバイWC

ここ数週間の忙しさで、競馬は全くリアルタイムでみれませんでした。2004年一発目のGⅠ、フェブラリーSもJRAのレーシングビュアーが初見でした^^;。1着アドマイヤドン、2着サイレントディール。馬単710円の抑えで馬券は的中していたものの、レースの感想としては「アドマイヤドンよりサイレントディールのほうが強くみえる・・」ってこと。確かにアドマイヤドンは後手を踏んで、後方2番手からの競馬を余儀なくされました。でも、結果的にはこれがオーライ。スローで流れる馬群の外を回って、じっくり追い出すタイミングが計れました。逆に1枠からスタートしたサイレントディールは、直線でも二度のブレーキをかける不利があったものの、すばらしい切れ味で差してきました。ともに不利がなければ、マイルでは互角ぐらいの実力がありそうです。

この後、アドマイヤドンはドバイへ。サイレントディールもドバイWCではなくシーマクラシック(芝2400)に招待されています。もしかしたら、ドバイWCのほうに出走できる可能性もでてきたとかで、世界の強豪相手に日本代表二騎が挑むことになったら面白いですね。この2頭とも芝の重賞を勝っているわけですが、向こうの速いダートを走るには芝適性は必須条件です。ライブリマウントのようなバリバリのダート馬でなく、トゥザヴィクトリーのような芝馬のほうがむしろ好走しちゃったりするもんですから。それだけに今年はチャンスがありとみます。

土曜日の京都記念ではシルクフェイマスが5連勝を飾りました。父のマーベラスサンデーも古馬になって6連勝していますから、フェイマスは父の遺伝子をそっくり受け継いでいるのかもしれませんね。そうなると、天皇賞春はちょっと長いのかなぁという気がしないでもありません。使い詰めで良くなるタイプでもなかったですから、この後はぶっつけで盾盗りに行くのがいいのではないでしょうか。うちの3歳馬シルクグレイスフル(ジャスティスの全妹)もデビューに向けて順調に厩舎で仕上げられているようで、フェイマスにあやからせてもらいたいところです。

ところで、とうとう買ってしまったんですよ。「ギャロップレーサー7」。いままでと決定的に違うのはオンラインで多人数と対戦できるという点。ここに惚れて購入したのですが、届いてからネットワークアダプター(モデム)だけではなく、ハードディスクドライブが必要だということに気づかされましたTT。いや、私のPS2は初期ロットなので、「BB Unit」が取り付けられず、外付けの製品を買わなくてはならないのです。ふたつ併せて1万6000円以上かかったわけで、 PS2の壊れやすさを考えると新品を注文したほうが良かったのかも。まあ、なんやかんや言いながら、本日、初めてオンライン対戦。オフラインもやらずに挑戦したので、出遅れ、かかりまくり、閉じこめられまくり^^;。初戦はポートブライアンで日本ダービーを逃げてました・・。騎手名は「しーびす」にしたので、今週末でもみかけたらチャットで声をかけてくださいね(ちとはオフラインで練習せねば)。

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2004.02.15

きさらぎ賞回顧 競馬場で牛丼(゚д゚)ウマー

12日、JRA騎手免許試験の結果が発表されました。地方騎手では一次免除の小牧太、初めて1次試験から突破した赤木高太郎のふたりが合格しました。ともに県営兵庫競馬の所属です。赤木騎手は中央では11戦未勝利という成績。彼の合格は中央で実績の無い地方騎手にも門戸を開いたことになります。アンカツは特例的な存在だっただけに、ふたりの合格は地方騎手を勇気づけるものになったでしょうね。農林水産省では地方競馬の再生策として、中央との騎手学校の一本化も打ち出しており、中央・地方の一体化はジョッキーの壁から突き崩していくことになりそうです。

さて、きさらぎ賞。近年はネオユニヴァース、ダンツフレーム、スペシャルウィーク、ダンスインザダークなど、ここをステップにクラシックで活躍する馬が多数出ており、一流馬への出世レースになっています。で、何と言っても注目はブラックタイド。サンデー×アルザオ(リファールの直仔)で、姉に1000万特別のデビュー戦から5連勝したレディブロンドがいる良血。前走の若駒Sも番手から余裕を持って抜け出す大物感あふれる競馬で、鞍上の武豊に

「ダービーはこの馬で決まり!」

と言わせる予定でした。ところが、そうはならないのが競馬の難しいところ。先行集団を前に見ながらスローペースを良い感じで追走、4コーナーでは持ったままで外へ。そこへ押して押して襲いかかってきたのが、絶好調ラフィアン軍団の藤田マイネルブルック。ブラックタイドは並ばれて、差し返すことなく完敗してしまいました。なんという勝負根性のなさ…。瞬発力勝負で分が悪かった、確かにそうですが、ダービー候補と見込んでいた私はがっかりでしたし、私以上に武豊はがっかりでしょう。馬券はブラック→ブルックの馬単が本線だったのにぃ。ブラックタイドは少なくともスペシャルウィーク級ではないわけで、タイプとしてはステイゴールドに似てるかなぁ。勝ったマイネルブルックはスターオブコジーン産駒。ザグレブだ、ペタイアだ、やっぱり岡田総帥の相馬眼はすごいなぁ。

「サンデー産駒以外の相馬眼」

の話ですが(笑)。このままクラシック戦線はラフィアンのB級種牡馬の子どもたちが席巻するんでしょうか。

東は天皇賞春には決して結びつかない長距離重賞、ダイヤモンドS。ここ5年は1、2番人気が揃って飛んでいるので、イサオヒートとシースルーオールから遊びで流してみました。府中改修後、初めての3400メートルで勝利したのは2番人気ナムラサンクス。2着は3番人気ミッキーベルで堅く収まりました。とはいえ、1番人気エリモシャルマンはとんだわけですが。ナムラサンクスはサクラチトセオー産駒。チトセオーはマイラーだけど、トニービン系って考えれば、府中で買いだったのかなぁ。

ところで、BSEの影響で世間から消え失せた牛丼ですが、競馬場内の吉野家では国内産、豪州産の牛肉を使いながら販売を継続中。牛丼を中止してカレー丼などに切り替えると、カレー専門店など他の飲食店に迷惑をかけると配慮したためだそうです。競馬場ではレースそっちのけで長蛇の列ができていたとかで、今後は牛丼を食べに競馬場へ行く人が増えるかもしれません。実は

「穴場は戸田競艇場店」

と私は睨んでいますが(笑)。こんなこと書くと、奥田経団連会長から「単純な国民」「教育が必要」などと批判されるかな(笑)。2ch風に言えば「おめでてーな。もう見てらんない」って感じっすか。まあ、吉野家祭りはメディアと2chが面白おかしく扇動しているわけで、ニュースで繰り返された「最後の一杯 (゚д゚)ウマー」の撮影シーンは何度もリハーサルをしたそうですからねぇ。「牛丼がなくなっても死なない」のはみんな知っていることかと。教育なんてたいそうなレベルの話ではないのですよヽ(`Д´)ノ。結論は「ネタにマジレス、カコワルイ」ってことで放置の方向で(実は俺が奥田会長に釣られてるのか!?)

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2004.02.13

映画「シービスケット」評
つまずきを恐れない勇気と優しさを 

「シービスケットはアメリカ版ハイセイコーである」と言えば、競馬を知らない人も、朧気ながらシービスケットのイメージを描くことができるかもしれない。ハイセイコーがオイルショックのさなかに現れた庶民のヒーローであったのに対し、シービスケットもまた1930年代の世界恐慌を背景に登場したアイドルホースである。映画「シービスケット」は傷ついた3人の男たちが、1頭のサラブレッドを起死回生させる物語だ。

大恐慌により一家離散の憂き目にあったレッド・ポラード(騎手)、巨万の富を得ながら息子を失い、妻に去られた自動車王チャールズ・ハワード(馬主)、近代化の波で行き場を失ったカウボーイのトム・スミス(調教師)。彼らがシービスケットを通じて、数々の逆境を乗り越えながら、遂には三冠馬ウォーアドミラルを破り、引退戦のサンタアニタ・ハンデでは年間獲得賞金記録を更新する。豊かだった東部地区のウォーアドミアラルを田舎からやってきたシービスケットが負かすのは、さながら地方出身のハイセイコー、オグリキャップの中央快進撃である。

「一度や二度のつまずきは誰にでもある」、単純明快なこのキャッチコピーに全ての映画のメッセージが集約されていると言っていいだろう。10万ドルのかかったレースでレッドはゴール寸前、右後方から迫ってきた馬に気づかず、後れを取ってしまう。実はレッドは右眼が見えないことを隠していたのだ。レッドに裏切られたと怒る調教師のスミスにハワードは言う「ちょっとのケガで、命あるものを殺すことはないさ」。このセリフはスミスが骨折した馬を黙々と世話をする理由をハワードが尋ねたときに答えたものだった(馬を使い捨てにする現在の競馬界への強烈な皮肉のようにも思える)。

シービスケット自身も気が荒く、見捨てられた馬だった。それを粘り強く再生させたのが3人の男であり、不屈の闘争心で連戦連勝を重ねるシービスケットはその男達の傷を癒していった。我々は往々にして、たった一度の失敗で夢をあきらめてしまったり、他人の評価を決定づけてしまいがちだ。だが、それは大きな間違いであるし、再び立ち直るきっかけを失わせることになる。喪失や孤独に打ちひしがれているときこそ、逆境に立ち向かう勇気を振り絞らなければ、栄光を掴むことはできないからだ。そして、仲間にそうした寛容さを持つことも大切なことなのだ。長い間、閉塞感に覆われた現在の状況、とりわけ合理性や競争原理だけが絶対視される今、シービスケットのメッセージは大衆の底流に潜む、そんな風潮へのアンチテーゼとして受け入れられたかもしれない。

この映画にはハリウッド的な派手さはないが、競馬ファンが体験することのできない、ジョッキーの視点から展開されるレースシーンは圧巻の一語に尽きる。迫力ある臨場感、疾走感を体感するだけでも、この映画を見る価値はある。実質的なクライマックスであるシービスケットとウォーアドミラルのマッチレースを見ていると、トウショウボーイとテンポイントの一騎打ちもこうだったのではと、日本の競馬シーンを連想させるから不思議だ。この時、ケガをしたレッドに代わってシービスケットの手綱を握る、ウルフ役を演じるのは現役の名騎手ゲイリー・スティーヴンス(日本ではゴールデンフェザントでジャパンカップも制している)。本物にこだわったキャスティングが競馬の迫力を生み出している。スティーヴンスが収録後、レースで落馬、瀕死の重傷からカムバックした事実も重ね合わせてみると、さらに味わいのあるシーンにみえる。

残念ながら、ストーリーには難のある部分もある。特に前半、シービスケットが登場する以前の3人の人生を描いているのだが、目まぐるしく変わるシーンに初見では登場人物を把握するのにすら戸惑う。また、後半のスピーディーな展開とは対照的に、前半が冗長に感じられてしまうのもいただけない。クレーミングレースに出走していたシービスケットが、突然、国民的サラブレッドになるのも説明不足だろう。史実から離れられないのは理解できるが、時間が足りないのならば、主人公を均等に描くのではなく、レッドとシービスケットとの物語にしても良かったかもしれない。

原作はノンフィクションだけに、映画では省略されていたウォーアドミラルとのマッチレースに至るまでのスクラッチ、数多くのライバルたちとの死闘、マスコミや主催者との軋轢などが事細かに記述されている。映画の前半が分かりやすい構成ではないだけに、原作を読んでから映画館を訪ねることをお勧めしたい。また、映画を先にご覧になった方も、原作を読むことで一層のシービスケットの魅力が感じられるのではないだろうか。去年、JRAは馬事文化賞を原作者のローラ・ヒレンブランド氏に贈っているが、個人的には映画版スタッフを含めて今年、授賞してほしかった。いずれにせよ、競馬ファンなら是非とも見ておきたい作品だ。


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2004.02.03

東京新聞杯回顧 弱気な予想に喝!

寒い日が続きます。競馬は中山から府中へと舞台チェンジ。開催替わりの馬場はよさげで、こういう時は府中でも前残りになりやすいんですよねぇ。日曜メインは東京新聞杯。そんな開幕週の鉄則を横目で流しつつ、本命は1番人気の追い込み馬、サイドワインダー(^_^;)。トニービン産駒だし、マイルは安定してるし、好きな馬だし・・。危ないとは思いつつも◎にしてしまうんだよなぁ。弱気な予想です。

ミッドタウンが抑え宣言をしている以上、レースは速くなりません。殿人気のゴールドメーカーがハナを切るペースはスロー。後方待機策のサイドワインダーは複勝圏にも届かず4着まで。勝ったのは掛かり気味に先行したカッチーのウインラディウス。この馬、京成杯AHでは本命にしたんですけど、スローの上がり勝負でくるとは思わなんだ。2馬身差でプラス20キロで出てきたクラフトワーク。馬体重発表後に人気が急落したのですが、上がり33秒3はお見事でした。ポジションもサイドワインダーと変わらない位置でしたから、その力を認めざるを得ません。

3着キスミーテンダーは休み明けも仕上がっていました。サイドワインダーは自身も33秒6であがっているのですから、凡走とは呼びづらいかな。展開も向かなかったし、使い詰めで上がり目もなかったということでしょうか。だから、危ないと思った1番人馬を軸にしちゃいけないんですよねぇ(;_:)。でも、次走、人気になったウインラディウスを買ったりして、ホントに学習能力ゼロだねって、ことにもなるやもしれませんが。

西はこちらもマイル戦、京都牝馬S。シーイズトウショウ、マイネアイル、オースミコスモをピックアップ。あと1頭入れてBOXにしましょう。チアズメッセージも怖いけど、当たってほしいので1番人気ピースオブワールドにすっかな。2着にマイネアイルが逃げ粘ったものの、好位から伸びたチアズメッセージが完勝・・。ピースオブワールドは6着でしゅか。馬連65倍。敗因は自分の馬券に積極性がないことだなぁ。東京最終で32倍をゲットしたものの、この日の収支は大幅マイナス。今週は自分に喝を入れなきゃならんと思っております。

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