« フェアリーSほか回顧 | トップページ | 有馬記念 藤沢師の究極の仕上げに脱帽 »

2003.12.27

東京大賞典 ビワシンセイキの自在性に期待

今年は一週遅れの有馬記念の割を食った感もある東京大賞典(2000㍍)。だが、コアな競馬ファンにとって、年末最後のグランプリであることには違いない。総大将アドマイヤドンは欠くものの、人気は中央の武豊のスターキングマン、ペリエのサイレントディール。スターキングマンはJBCクラシック(2000㍍)で2着、JCダート(2100㍍)でも4着して、短距離ホースのイメージを完全に払拭した。サイレントディールはJCダートで2番人気に推されたものの7着に敗れた。武蔵野Sの楽勝からもダート適性が高いのは明らかだが、大井の深い馬場をこなせるかどうかは走ってみなければ分からない。全姉のトゥザヴィクトリーもスピードを生かすダート向きだった。

むしろ、中央馬で積極的に買いたいのはビワシンセイキ。去年の東京大賞典、今年のフェブラリーS(1800㍍)とゴールドアリュールの2着に健闘した実力馬だ。オープン馬なら必ず使いたいJCダートを自重して、東京大賞典一本に絞ってきた。大井のコース適性は申し分なく、今年のような混戦のレースでは自由に立ち回れる器用さが勝負を決することがままある。武蔵野Sの惨敗でスターキングマンやサイレントディールより下に見られているのも好都合。

地方馬ではコアレスハンターが注目を集めている。近走は南部杯(1600㍍)2着、JBCクラシック3着と強豪相手に安定感ある走り。内田博の手綱も心強いが、ここぞというところで勝負弱い馬なだけに、去年の東京大賞典(7着)のようなことがないとも言えまい。話題だけなら三冠馬トーシンブリザードの参戦がいちばんだろう。前走は一年半ぶりのレースながら、3着と実力馬として格好をつけてくれた。ただ格下の勝ち馬とは1秒5も差が開いていただけに、今回どこまで息づかいを整えてこれるかが鍵。連下以上の評価はしづらい。中央の芝重賞で活躍したナチュラルナインはひさびさのダートになるが、トウカイテイオー産駒で芝向きなのは明らかで、ダートのトップレベル相手にどこまで食い下がれるかは疑問。

穴なら1枠に同居した逃げ馬2頭か。船橋のネームヴァリュー、中央のカネツフルーヴだ。両者とも過去に帝王賞を逃げ切ったことがあり、同じ舞台の東京大賞典も展開さえ向けば十分、勝負になる。結論としてはビワシンセイキから以上の馬に数点ということになる。ただ、金額は有馬記念を終えての懐次第ということなのだが。

|

« フェアリーSほか回顧 | トップページ | 有馬記念 藤沢師の究極の仕上げに脱帽 »

事前見解」カテゴリの記事

コメント

更新おつかれさまです。さて、今日は東京大賞典をゴール板の目の前に立って見てきました。砂を踏みしめる音の迫力に圧倒されつつ、興奮して2分を楽しめました。馬券の方ですが、うまむさんのコラムも参考にして「ビワ・サイレント・コアレス・キングマン」の3連単4頭BOXを買ったのですが見事的中(嬉)! 生まれて初めての大井3連単的中でした(笑) いい年の終わり方ができたなぁって思った、今日の大井でした。うまむさんもぜひ、大井に遊びにきてください。新しいスタンドも昨日からできてて、いい環境になっていますよ。

投稿: ひ~ろ@「星に、願いを」 | 2003.12.30 03:13

ひ~ろさん、東京大賞典的中おめでとうございます。私は仕事で馬券は買えませんでした。3連単とは羨ましいっす。今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

投稿: うまむ@管理人 | 2003.12.31 23:28

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« フェアリーSほか回顧 | トップページ | 有馬記念 藤沢師の究極の仕上げに脱帽 »