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2003.12.04

名門復活なるか トウショウ牧場 

 トウショウボーイ(有馬記念・宝塚記念・皐月賞)、シスタートウショウ(桜花賞)をはじめ、エイティトウショウ、トウショウゴッド、トウショウマリオ、トウショウファルコ、ヌエボトウショウと、活躍馬をあげたらきりがないトウショウ牧場。ここ10年ほど低迷を続けているが、ソシアルバタフライ系に代表される名血を擁する名門牧場だ。そのトウショウ牧場が長いトンネルを抜け、復活の兆しを見せつつある。今春にはシーイズトウショウが桜花賞で2着に好走。そして、今週、GⅠ阪神JFでスイープトウショウが1番人気に支持されるようだ。
  
 スイープトウショウの祖母サマンサトウショウ(父トウショウボーイ)はエプソムCを勝ち、マイルCSで3着した名牝。曾祖母のマーブルトウショウも桜花賞3着だから、スイープトウショウは生粋のトウショウ血統ということになる。歴史的に見て、名血ファミリーは火山のように爆発と休息を繰り返す。覚醒のきっかけは似通った血で飽和状態になったファミリーに、一滴注がれる異系の種牡馬であることが多い。
 
 その論理が正しければ、スイープトウショウの父、エンドスィープはトウショウ一族を目覚めさせるには最適の種牡馬だ。エンドスィープは今をときめくミスタープロスペクター系。日本のクラシックを狙って重ねられてきた血統に、アメリカのダート、早熟、スピードの血はショックを引き起こしたに違いない。母系のスタミナ、ノーザンダンサーのクロスから、スイープトウショウが父のスピードに偏った短距離馬であるとは考えにくい。阪神のマイルも十分、守備範囲だろう。

 シスタートウショウ以来のGⅠ勝ちの期待がかかるスイープトウショウ。だが、新馬、ファンタジーSとも出遅れて差しきり勝ちという、危なっかしい芸風も持ち合わせている。デビュー戦では馬が怒って、かかるような場面もあった。内枠を引いて揉まれないか、逃げ馬が粘りきるようなレースにならないか、大外を回さざるを得ない展開にならないか。いずれにせよ、気の難しさを角田が巧く制御することが勝利条件。そう考えると、トウショウブランド復興は角田の腕次第とも言えないこともない。


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