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2003年12月の11件の記事

2003.12.31

有馬記念 藤沢師の究極の仕上げに脱帽

もう大晦日。私も今日ようやく仕事納めをさせていただいて、有馬記念を回顧できる身分になれました(^_^;)。シンボリクリスエスかタップダンスシチーか、最後まで迷った私は第三の馬、ゼンノロブロイ本命。今回、クリスエスはタップを徹底マークすると宣言しています。荒れるならハイペースで、両馬の後ろからゼンノらが差す展開しかないと思いました。レースは予想通りの速い流れとなったものの、クリスエスの能力にペリエは絶対的信頼を持っていたようです。

ハナを切るつもりだったタップの機先を制したのは、ザッツザプレンティとアクティブバイオ。2頭はかかり気味に1000メートル58秒5で通過。何が何でもザッツのアンカツは抑えるべきペースでした。この暴走に嫌気が差したのか、タップは反応の鈍くズルズルと後退。対照的にクリスエスは先行集団を意識できる5番手に待機。勝負所から進出すると、早めに先頭に立ったリンカーンをあっさり交わして突き放しました。その着差、驚愕の9馬身というレコード勝利。ペリエ曰く

「イージーなトラベルだった」

強い馬が強いレースができる展開になったとはいえ、良馬場で9馬身とは全く畏れ入りました。引退レースでこれほど能力をみせつけた馬はいたでしょうか。ジャパンカップで喫した敗戦が藤沢師の静かな闘志に火をつけたのか、究極の仕上げだったと思います。タイキシャトルの引退レース、まさかの敗戦ということもありましたが、同じ過ちは二度と犯さない、これぞ一流のプロフェッショナルたる所以なのでしょう。脱帽しました。

もうひとつ、今年の有馬記念の見所になったのが武豊リンカーンの奇策です。2週目3コーナーからのロングスパート。内にいた柴田善ゼンノロブロイを置き去りにして、4角先頭に立って力を最大限に引き出しました。クリスエスが強すぎましたが、3着ゼンノを寄せ付けませんでした。確かに柴田善はゼンノを不利もなく走らせたかもしれません。しかし、ハイペースをいつもと同じように先行、中距離馬のゼンノにとって勝ちようのない騎乗ではなかったか。

「思い切って後方一気にかける」

という手もあったはず。JRA200勝の前人未踏の記録を易々と達成した武豊、GⅠ勝ちはおろか重賞はわずか3勝だった柴田善。東西のリーディングジョッキーの差は、技術論では片づけられないほど決定的なものです。

今年も馬耳東風をご贔屓くださった皆様、本当にありがとうございました。12月には累計70万アクセスを越えることができました。来年は100万アクセスいただけるよう、競馬ライフ支援サイトとして一層の充実を図っていきたいと思っています。それでは、良いお年を!

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2003.12.27

東京大賞典 ビワシンセイキの自在性に期待

今年は一週遅れの有馬記念の割を食った感もある東京大賞典(2000㍍)。だが、コアな競馬ファンにとって、年末最後のグランプリであることには違いない。総大将アドマイヤドンは欠くものの、人気は中央の武豊のスターキングマン、ペリエのサイレントディール。スターキングマンはJBCクラシック(2000㍍)で2着、JCダート(2100㍍)でも4着して、短距離ホースのイメージを完全に払拭した。サイレントディールはJCダートで2番人気に推されたものの7着に敗れた。武蔵野Sの楽勝からもダート適性が高いのは明らかだが、大井の深い馬場をこなせるかどうかは走ってみなければ分からない。全姉のトゥザヴィクトリーもスピードを生かすダート向きだった。

むしろ、中央馬で積極的に買いたいのはビワシンセイキ。去年の東京大賞典、今年のフェブラリーS(1800㍍)とゴールドアリュールの2着に健闘した実力馬だ。オープン馬なら必ず使いたいJCダートを自重して、東京大賞典一本に絞ってきた。大井のコース適性は申し分なく、今年のような混戦のレースでは自由に立ち回れる器用さが勝負を決することがままある。武蔵野Sの惨敗でスターキングマンやサイレントディールより下に見られているのも好都合。

地方馬ではコアレスハンターが注目を集めている。近走は南部杯(1600㍍)2着、JBCクラシック3着と強豪相手に安定感ある走り。内田博の手綱も心強いが、ここぞというところで勝負弱い馬なだけに、去年の東京大賞典(7着)のようなことがないとも言えまい。話題だけなら三冠馬トーシンブリザードの参戦がいちばんだろう。前走は一年半ぶりのレースながら、3着と実力馬として格好をつけてくれた。ただ格下の勝ち馬とは1秒5も差が開いていただけに、今回どこまで息づかいを整えてこれるかが鍵。連下以上の評価はしづらい。中央の芝重賞で活躍したナチュラルナインはひさびさのダートになるが、トウカイテイオー産駒で芝向きなのは明らかで、ダートのトップレベル相手にどこまで食い下がれるかは疑問。

穴なら1枠に同居した逃げ馬2頭か。船橋のネームヴァリュー、中央のカネツフルーヴだ。両者とも過去に帝王賞を逃げ切ったことがあり、同じ舞台の東京大賞典も展開さえ向けば十分、勝負になる。結論としてはビワシンセイキから以上の馬に数点ということになる。ただ、金額は有馬記念を終えての懐次第ということなのだが。

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2003.12.23

フェアリーSほか回顧

師走競馬の3週目も中山、阪神、中京で3重賞が行われました。中京はスプリント戦のCBC賞。5頭馬連BOXという多点買いも2着のカフェボストンニアンは抜けました。勝ったシーイズトウショウは好位でスムーズに流れに乗ったこともあるけど、秋以降、すごく身が入ってきているようです。アンカツの兄、安藤光騎手の好騎乗も良かったですね。ビリーヴ2世を目指して、来年のスプリント路線を引っ張ってほしいです。

中山は2歳牝馬のフェアリーS。データ解析の予想はこのレース、本命は1番人気のマルターズヒートです。500万レベルのメンバーなら、ファンタジーS3着の実績は抜けています。バルジュー鞍上のマルターズヒートはポンと飛び出すと、4角では2番手に進出。絶好の手応えで3馬身差の楽勝でした。とはいえ、桜花賞やNHKマイルCにつながるようなレベルではないと思いますが。2着に後藤のホシノピアス。初芝で軽視してしまいました。3位入線のレイズアンドコール(北村宏)はケイジーロマン(斉藤正)の進路を妨害して落馬させたとして失格になりました。パトロールフィルムをみると急に切れ込んでいましたが、不注意かつ不要な進路変更でしたね。

阪神は阪神牝馬S。注目はもちろんファインモーションですが、それでは面白くないのでハッピーパスから枠連総流し! ペリエは完璧にハッピーパスを操りましたが2着まで。1着のファインモーションには及びませんでした。枠連670円はトリガミです。これってユキノサンロイヤルから枠連流ししたディセンバーSと同じ展開じゃん(T.T)。ファインモーションはやっぱりマイラーなのか。来年の目標は安田記念らしいですが、去年の今頃は超怪物級の期待がかけられていただけに、現実的な評価が下って少し寂しいですねぇ。

ところで、関東リーディングは柴田善が121勝で独走中なのですが、その柴田善が日曜6Rでレース後に馬に蹴られてケガをしてしまいました。この日のレースは全て乗り替わりとなったのですが、有馬記念には何が何でも騎乗するつもりのようです。何しろ有馬記念はゼンノロブロイという勝負になる馬がいますからねぇ。リーディングをとってもあまり人気のない、評価も高くない柴田善。その理由はGⅠ勝ちからしばらく遠ざかっているところでしょうか。これまでGⅠはヤマニンゼファーやオフサイドトラップで5勝しています。もっとも新しいのは2000年の高松宮記念(キングヘイロー)ですから、3年以上前ですね。有馬記念では意地を見せてくれるんでしょうか。

一方、関西リーディングは当然、武豊なわけですが、1週を残してJRA199勝と、前人未踏の200勝に王手!本当はファインモーションで決めるつもりだったと思うのですが、9Rのダート戦で川島の殿一気でハナ差やぶれるという計算違いがあったため、最終週まで持ち越されました。って、武豊って、本当に食えない男ですよねぇ。

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2003.12.19

JRA新キャラクターはキティ系

来年はJRAは設立50周年を迎えます。ということは、JRAと自民党は同じ時代を歩んできたのですなぁ。まあ、そんなことはどうでもいいですが、これまでJRAのキャラと言えば、ターフィーなのですが、この度、晴れて引退となりました。そして、JRAが満を持して登場させた新キャラは…「ターフィー50(ゴーマル)」 やっぱり、ターフィーなんかい。数字つけただけやん。

でも、その姿はちょっとリアルでグロ入っているターフィーとは逆に、思いっきり乙女チックですねぇ。UFOキャッチャーに山積みされた中国製のヌイグルミのようにも見えますし。まあ、ターフィーと違って子供は泣かないとは思いますが(^_^;)。50周年と引っかけたゴーマルって、「Go丸!」って名前みたいだし、505iにも似ていていまふうでしょ、ってどこかの広告代理店が丸め込んだんでしょうか。実はデザインはサンリオというのも驚きですが。そうか、キティ系なのか。ターフィー50は来年から競馬場を中心にPR活動を展開していく予定です。ターフィー50との記念写真を希望するファンは開催競馬場の正門で撮れるそう。うーん、これといって特徴のないキャラだけに、話題にもならずフェイドアウトしていかないか心配です。

インパクトでいえば、大井競馬の「うまたせくん」に軍配があると思います。人を食ったようなネーミングもさることながら、公営競技のイメージダウンを心配させる鋭い目つき、競馬場を徘徊している彼はチューハイ4杯はかっくらっていそうな雰囲気です。ちなみに声は館ひろしですが、着ぐるみの中身は女性が入っているという補足トリビアも良い感じです。大井ではヌイグルミやストラップが馬鹿売れしていて、若い女性のハートをつかんでいるらしいのです。一方、うまたせくんとは対照的に、すぐ騙されてしまいそうな正直さが売りなのが川崎のカツマルくん。こちらはデパートの屋上にいそうな親しみやすさを狙ったのでしょうか。しかし、マイナーキャラの域は脱せていません。

最近は「NOVAうさぎ」(NOVA)、「ルミ姉」(LUMINE)みたいな意地悪系や、「Qoo」(コカコーラ)、「ぴちょんくん」(ダイキン)のような脱力スライム系が人気なだけに、正統派で攻めたターフィー50がどこまでブレイクできるのか、注目ですねぇ。ブレイクといえば、日本ブレイク工業の社歌がオリコン7位だそうです。あの歌を聴くと、なんだか全部ぶっ壊してやるみたいな気持ちになって、スカッとするのかもしれません。ええと、何の話でしたっけ。

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2003.12.18

2004年のダービー馬が見えてきた!?

朝日杯FSも終わり、2歳牡馬の主要重賞はラジオたんぱ杯だけとなった。ダービー馬のほとんどが年内デビューであることを考えると、来年、世代の頂点に立つ馬に我々は既に出会っていることになる。ダービー馬は府中2400という誤魔化しのきかない舞台で、最高のポテンシャルを見せるだけのスピードとスタミナが求められる。私見ながら、今回は期待の2004年ダービー馬の最有力候補生を3頭ご紹介したい。

まずは外国産馬だが藤沢和厩舎のシェルゲーム。東京の新馬戦、2戦目の葉牡丹賞と2000メートル戦で連勝を飾った。葉牡丹賞は執拗に絡まれたもののハナを譲らず、直線では後続を2馬身、引き離して先頭でゴール。まだ、手綱に余裕があったにも関わらず、タイムは2分0秒7のレコードだから畏れ入る。鞍上のペリエ騎手の「とても2歳馬とは思えない」とのコメントも、リップサービスばかりではないだろう。半兄は芝、ダート兼用のアグネスデジタルだが、父はクラフティプロスペクターからスウェイン(キングジョージ連覇)に代わって、クラシックディスタンス色の強い配合になっている。今後は成長放牧させ、青葉賞からダービーをめざすお馴染みの藤沢ローテ。シンボリクリスエス、ゼンノロブロイはそのステップでダービー2着だったが、まともに成長してくれば、先輩たちにも力は劣らないはずだ。馬主はエルコンドルパサーの渡辺隆氏だけに、海外への夢も広がる。それほどの素質馬に思える。

葉牡丹賞の翌日、阪神で鮮烈なデビュー勝ちを収めたのがブラックタイド。武豊を背にスローペースを好位追走するセンスの良さ。4角、ぺースが上がったところで置いていかれたものの、そこからが圧巻だった。誰しもが勝利を確信していたスウィフトカレントを坂下から一気の差しきり。ゴールでは3馬身半をつけたのだから、スピードが乗ってからの爆発力は凄い。逆に言えば、ギヤをハイにするまでに時間がかかるところが弱点で、人気になっても小回りの皐月賞は取りこぼしのあるタイプかもしれない。父はサンデーサイレンス、姉にレディブロンド(父シーキングザゴールド)がいる社台血統。レディブロンドは体質の弱さからデビューが遅れたものの、デビューから5連勝した重賞級の馬だった。ラジオたんぱ杯に出走予定があり、ここを勝つようならクラシック戦線の主役になるだろう。

出世レースのエリカ賞を勝ったキングカメハメハも魅力ある1頭。エルコンドルパサーと同じキングマンボ産駒で、兄はサンタアニタダービーを勝ったザデピュティがいる。もしかしたら、ダート兼用のクロフネ型かもしれない。こちらも武豊の手綱で、好位抜け出しの大人の勝ち方だった。2着とは半馬身しかなかったが、ゴールではまだまだ余裕があった。上記2頭とは現時点では力は劣るかもしれないが、最近でも新馬→エリカ賞はアドマイヤベガ、クロフネ、アドマイヤグルーヴの通った道なだけに、キングカメハメハもGⅠを勝つ能力を秘めていておかしくない。

朝日杯FS上位馬はマイルのほうが良さの生きるスピード型に占められており、皐月賞馬はともかくダービー馬は他の路線から出てくる気がする。また、彗星のごとく好素質馬は現れるだろうが、この3頭はダービーまでクラシックの中心を担っていくはずだ。しっかりと今後の成長を見守ってきたい。

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2003.12.17

100連敗 ハルウララからのメッセージ

高知競馬、始まって以来の全国的著名馬となったハルウララが、14日、めでたく?デビュー100連敗を達成した。ハルウララは単勝1.8倍の1番人気。先行して見せ場はつくったものの、中盤で力尽き10頭中9着でゴールインした。この日、高知競馬場には通常の3倍という4800人の観客が詰めかけ、東京から応援ツアーも組まれた。高知競馬もこのレースを「ハルウララ100戦記念」と銘打ち、スタンドでは「ハルウララ応援歌」を流す念の入れよう。各メディアも、ハルウララ狂想曲さながら、繰り返し取り上げた。そもそも、ハルウララのニュースは高知競馬の広報がメディアに売り込んでブレイクしたものだから、不振にあえぐ高知競馬としてはしてやったりではないか。

ハルウララの父はニッポーテイオー、母の父はラッキーソヴリン。一部には天皇賞馬の仔と良血のように報道されたが、競馬ファンなら父は種牡馬落第だったのは周知の事実。三石町の小さな牧場で生産された三流馬というのが妥当な評価だろう。気性の激しさを直してほしいとのことから、ハルウララという穏やかな名前がつけられた。当初は生産牧場の服色で走っていたが、地元の馬主へ所有権が移転している。いったんは陥った廃用の危機を救ったのは、管理している宗石調教師の熱意だったという。未勝利馬でも大切に扱い続ける調教師。そこに、斜陽の地方競馬、愛らしい名前、100連敗という響きが加わって、ハルウララブームは巻き起こったのだと言えよう。

地方競馬では2000年にドージマファイターという馬が一般メディアを賑わしたことがある。中央から足利へ都落ちしたドージマファイターは、サラブレッド29連勝の日本記録を達成して「リストラの星」と呼ばれた。住宅ローンを抱え会社にしがみつかざるを得ない厳しい不況。気にくわない上司や理不尽なサービス残業にも文句ひとつも言えない現実。オヤジたちは一発逆転をドージマファイターに夢見ていた。では、ハルウララはどうなのか。100連敗なんて、誰もあやかりたくない記録じゃないのか。

最近は「勝ち組」「負け組」という言葉が流行りだ。軽薄な先物取引や保険勧誘の広告に限って「あなたも負け組から勝ち組へ」などと謳っている。不況下、ちょっとばかり他人より稼いでいる人間のなかには「あなたは勝ち組ですか?」などとしたり顔で聞く者もいる。確かに年収三百万円で暮らせという本がベストセラーになる時代、一億総中流意識は消え去り、経済面だけで言えば勝ち組、負け組の差は広がり始めている。だが、年収二千万円稼ぐのが、本当に人生の勝ち組になる道なのだろうか。必死に収入維持に全力疾走しても、いつ足下を払われるか分からない。もんどり打って倒れたとき、残るものは何なのか。周りを見たらひとりぼっち、誰からも相手にされないかもしれないのだ。

そりゃ、凱旋門賞や日本ダービーを勝てるに越したことはない。でも、そんなことができるのはエリート一握りだ。勝てなくたって、豊かに生きることはできる。いちばん大切なものは、家族との団欒だったり、余暇に使う時間だったり、仕事以外の秀でた一芸かもしれない。競馬界ではハルウララは負け組だ。底辺の田舎の競馬場で1勝もできない。だけど、ハルウララは愛情をかけて世話してくれるスタッフに囲まれ、100回も走ることができた。たくさんのファンの声援を受けた。「人生に勝ちも負けもあるものか、例えあっても誰にも分からぬ」 うわべのだけの"勝ち"にどれほどの価値があるのか、ハルウララはそう投げかけているように思える。

ハルウララは引退後、那須の乗馬クラブで障害馬術用の馬として引き取られることになった。トレーニングするのは障害馬術の五輪代表だそうだ。もし、ハルウララが途中で故障していたら、他の馬と同じように処分される運命だったに違いない。無事是名馬、負けても100回走り続けた。負けることも決して無駄ではないのだ。

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2003.12.16

朝日杯FS 年に一度の確変は終わったか?

3重賞が行われたこの週、まずは土曜日の中日新聞杯から。来年からは父内国産重賞はこのレースだけになってしまうんですね。自分の応援していた馬の仔を応援するのが血統ドラマたる競馬の楽しみ。そう考えると、父内国産重賞の減少は寂しい限りです。父内国産重賞をやめることが国際化、開放化の前進だとJRAが思っているなら、勘違いも甚だしいところですな。で、本命は先行力の活かせそうなマヤノトップガン産駒のプリサイスマシーン。期待通り好位のインから抜け出し1着、アンバーシャダイ産駒のカンファーベストが2着。単730円、複270円、馬連1300円的中~。先週のバカヅキが続いているのかな。

でで、朝日杯FSなわけです。データ解析の本命は1番人気メイショウボーラー。1番人気が連を外さないレースなんですよねぇ。ただ、勝ち馬は人気薄ということも多いので、「好配当を狙うなら(メイショウボーラー以外の)単勝か、メイショウボーラーの馬単2着づけ」と書いておきました。けっこう、自信があったんです。ところがですよ、日曜日、夜勤明けの午後、ビールを中ジョッキ2杯ほど飲んで帰ったのがまずかった^^;。帰宅後、爆睡してしまったわけで、かろうじて起きあがると3時20分すぎ…。それでも、まだ間に合うとテレビをつけてみるとスタート直前!

「3時25分発送の冬時間モード」

だったのかぁ(:_;)。レースはハイペースで逃げるメイショウボーラーをコスモサンビームが好位から差しきって勝利。って、○-◎かよ。馬連990円、馬単2920円、単1130円、これって狙い通りの馬券だったのでは_| ̄|○。

コスモサンビームは不振で逆輸出されたザグレブ産駒。アイルランドダービー馬ですからスタミナはあるはずなのですが、これまでの成績を見ていると短距離馬のイメージが強いですよね。コスモサンビームもダービーはもたないでしょう。メイショウボーラーの敗因は8枠を引いて、ハナに立つために序盤で脚を使ってしまったこと。2ハロン目が10秒7、3ハロン目が11秒1では、最後に垂れてもしょうがないっす。ただ、連勝がストップしたことで、ある程度の底が見えましたね。少なくともミホノブルボンのような強さはないと^^;。

朝日杯を買いそびれて、残っていた鳴尾記念に全力投球。っつっても、検討する時間もありません。でも、ついている時というのは不思議なもので、馬柱で

「ウインブレイズが浮き出てみえる」

んです!「父内国産なのに中日新聞杯に出なかったのは、鳴尾記念を勝てるからだよ」って、ウインブレイズが語りかけてくるんです。アグネススペシャルでもないのに馬が話すなんて!? いや、わたしが酔っぱらっていただけなのですが…。ウインブレイズはスローペースをかかり気味に先行も、4角で手応え十分。直線の追い比べをクビ差だけ制して1着。チアズブライトリーが2着に入って、馬連5260円、単940円、複260円ゲットー。

このままバカヅキだろ。行くぜ!ってんで、勝負。阪神最終で5番人気タガノリファールから流すも、クビ差およばず3着。中京も先行馬BOXにしながら、前で残った1、2着馬は1銭も買っておらず。私の確変は終わったらしい。短かった。本来なら3重賞パーフェクトだったのか。なんだか自分の不注意でツキを逃がした気もする。まあ、年に一度はこんなこともあるんですかねぇ。





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2003.12.09

阪神JF 渾身のアルシオン◎に震えた!

あまりにも不甲斐ない自分の予想に嫌気が差して、サイトも含めて競馬への接し方を見直すと記したのは、つい一週間前のオケラセラでした。それほど、納得のいかない中途半端な予想を繰り返していたからです。そして、年末までの一ヶ月、「思い切って攻めの予想で勝負」すると宣言。このままの状態が続くのであれば、本気で競馬と距離を置くつもりでした。

決意して一週目に迎えたのが阪神JF。97年のこのレース、「今週のデータ解析」はアインブライド(7番人気)-キュンティア(6番人気)で決まった60倍の馬券を、◎-○で仕留めたゲンのいいレースです。あの頃はあまり人も来ないサイトだったけど、果敢?無謀?な◎を打ってたなぁ。当時の気持ちを思い出しつつ、今年、本命を打ったのは1戦1勝のヤマニンアルシオン。母ヤマニンパラダイス、兄ヤマニンセラフィムという血統もさることながら、好発を決めてスピードに任せて押し切った新馬戦の内容が良かった。もちろん、JRA RACING VIEWで何度も見返しての納得の判断です。フィーユドゥレーヴも叩き2戦目で怖かったけど、この馬に◎をつけたら”思い切った予想”にはなるべくもないですから。

レースは新馬戦同様、抜群のスタートを切ったヤマニンアルシオンがハナへ。鞍上は兵庫の岩田康、腕は確かです。開幕週の阪神で1000メートル60秒7なら、アルシオンのマイペースでしょう。いつの時代も波乱は逃げ馬、そう思うと胸が高鳴ります。直線を向いても、さらに脚を伸ばすアルシオン。「粘れ、粘れ!」画面に向かって思わず声が出ました。コンコルディア、ロイヤルセランガーらの追撃を封じて1着! と思ったところへ、大外一気に追い込んできたヤマニンシュクルにクビ差、交わされてゴール。アルシオンはステイブルメイトに2歳女王の座を持って行かれました。

30倍の単勝こそ逃したものの、複勝1110円、馬連19700円は会心の的中。おまけにコンコルディアとのワイドも手元にあって、こちらもワイド21670円の高配当。自分が納得した予想で的中しただけに、喜びもひとしお。ひさしく忘れていた競馬の原点を思い出させてもらいました。

「生涯初のダブル万馬券ゲット」

だったりして。うーん、オレって、競馬を止められない運命にあるのかなぁ(..;)。

同厩舎、同馬主のGⅠ制覇は昭和54年の菊花賞(ハシハーミット-ハシクランツ)以来って、見たことありません…>_<…。1番人気スイープトウショウは5着。直接の敗因は直線でヤマニンシュクルに進路をカットされたことだろうけど、あの1頭分のスペースに入ろうとしたのだから、弾かれることもあるでしょう。結果論で角田を責めるのは簡単だけど、あそこを抜けて勝っていたら好騎乗と言われるんでしょうからねぇ。フィーユドゥレーヴは敗因もはっきりしない12着。アルシオンをやめて、この馬に◎つけていたら気が狂っていただろうな。

というわけで、ガンガン、穴狙いでいきますよ~。といいつつ、朝日杯はメイショウボーラーで仕方なしと思っていたりして…。

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2003.12.05

JRAがCMにユンソナを起用したワケ!?

 来年のJRAのCMキャラクターが発表されました。メインは明石家さんまが引き続き務めますが、コンビを組む女性にタレントのユンソナ(27)が起用されました。ユンソナっつーと、芸能に疎い私にはオユンナに名前の似た韓国人ぐらいのイメージしかないんです。日テレ「テレビの力」で司会者に抜擢されたものの、生放送に耐えうる日本語力がなくて、弾丸のようにしゃべる板東英二の横で一時間、無言だったとか…。でも、BOAとの区別つかん(..;)。

 一見、JRAは広告代理店の言いなりになったように見えます。しかし、実はユンソナを選んだのには隠された理由があったのです。現在、韓国では競馬が大きく発展しようとしています。ソウル、済州島のほか、釜山にも競馬場が建設中で、2005年にはトレセンともども完成する予定だとか。内国産馬の生産にも力を入れており、日本からもわずかながら繁殖牝馬などが輸出されています。馬産不況にあえぐ日本生産界にとって、将来性の高い韓国は垂涎のマーケットなのです。

 JRAのユンソナ抜擢の狙いは韓国へのサラブレッド輸出のための布石なのか。韓国馬事会杯が重賞に格上げされるようなことがあれば、JRAは本気と見ていいでしょう。ユンソナは記者会見でさんまを「下ネタとか女の人の話ばっかり。そういう人はあんまり好きじゃない」とバッサリ! 果たして来年のCMはどんな感じになるんでしょうね。さんまのCMはアドリブを生かして作られるものが多いだけに、テレビの力の二の舞にならないよう頑張ってほしいもんですな。

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2003.12.04

名門復活なるか トウショウ牧場 

 トウショウボーイ(有馬記念・宝塚記念・皐月賞)、シスタートウショウ(桜花賞)をはじめ、エイティトウショウ、トウショウゴッド、トウショウマリオ、トウショウファルコ、ヌエボトウショウと、活躍馬をあげたらきりがないトウショウ牧場。ここ10年ほど低迷を続けているが、ソシアルバタフライ系に代表される名血を擁する名門牧場だ。そのトウショウ牧場が長いトンネルを抜け、復活の兆しを見せつつある。今春にはシーイズトウショウが桜花賞で2着に好走。そして、今週、GⅠ阪神JFでスイープトウショウが1番人気に支持されるようだ。
  
 スイープトウショウの祖母サマンサトウショウ(父トウショウボーイ)はエプソムCを勝ち、マイルCSで3着した名牝。曾祖母のマーブルトウショウも桜花賞3着だから、スイープトウショウは生粋のトウショウ血統ということになる。歴史的に見て、名血ファミリーは火山のように爆発と休息を繰り返す。覚醒のきっかけは似通った血で飽和状態になったファミリーに、一滴注がれる異系の種牡馬であることが多い。
 
 その論理が正しければ、スイープトウショウの父、エンドスィープはトウショウ一族を目覚めさせるには最適の種牡馬だ。エンドスィープは今をときめくミスタープロスペクター系。日本のクラシックを狙って重ねられてきた血統に、アメリカのダート、早熟、スピードの血はショックを引き起こしたに違いない。母系のスタミナ、ノーザンダンサーのクロスから、スイープトウショウが父のスピードに偏った短距離馬であるとは考えにくい。阪神のマイルも十分、守備範囲だろう。

 シスタートウショウ以来のGⅠ勝ちの期待がかかるスイープトウショウ。だが、新馬、ファンタジーSとも出遅れて差しきり勝ちという、危なっかしい芸風も持ち合わせている。デビュー戦では馬が怒って、かかるような場面もあった。内枠を引いて揉まれないか、逃げ馬が粘りきるようなレースにならないか、大外を回さざるを得ない展開にならないか。いずれにせよ、気の難しさを角田が巧く制御することが勝利条件。そう考えると、トウショウブランド復興は角田の腕次第とも言えないこともない。


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2003.12.03

新・馬券日記オケラセラがスタート!

こんにちわ。うまむ@馬耳東風です。意外とHTMLで日記を作るって骨が折れるんです。そこで、ニフティのウェブログ(blog)サービス=ココログの開始に伴って、馬券日記オケラセラもこちらを利用させていただこうと思います。技術的な手間暇を省力化できる分、

「内容に心血を注いで(..;)」

新しい馬券日記オケラセラを作っていきたいと思います。事前予想から巷の話題まで幅広くお伝えするため、比較的短いものを回数を分けて掲載する予定です。週に2、3度の更新を考えてますので、ちょくちょく覗いてみてください。

ウェブログは読者が自由にコメントをつけられたり、トラックバックというシステムが備わっていたりして、新しいコミュニケーションツールとして注目されています。馬耳東風もウェブログを利用して、読者との直接交流ができたらいいなと思っています

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