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2017.01.15

京成杯予想 2017

降雪のため日曜の京都、中京開催は翌日に振り替え。 寒いが晴天の中山は影響を受けずに開催される。 京成杯はどんぐりの背比べ。わずかな展開の差で着順は大きく変わるだろう。 それだけに予想は難しいが、狙ってみたいのはベストリゾート。 出遅れたホープフルステークスでは4着だったが、 ポジションが悪くて大外を回らされてのもの。 スムーズな競馬でも勝ち馬とは差はあっただろうが、 うまく内から捌いた2着馬とは逆転の可能性もあった。 京成杯は好位、中団から上がりが使える馬が活躍していて、 かつ持続力ある馬が有利。この条件にハービンジャー産駒は合致しているのか、 2年連続で勝ち馬を輩出している。ベストリゾートにとっては頼もしいデータ。 同馬は仏ダービー馬・ベーリングの3×3という強いインブリードを持っており、 スタミナは十分にありそうだ。対抗はホープフルステークス2着のマイネルスフェーン。 好枠を引いた。単穴にはキャリア1戦馬の連対ゼロというジンクスを 覆す魅力を秘めたサーベラージュ。名牝フォールアスペンから連なる一族で、 一度もムチを入れずに完勝した新馬は出色だった。

◎ベストリゾート ○マイネルスフェーン ▲サーベラージュ
△コマノインパルス、バリングラ、ガンサリュート、ポポカテペトル

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2017.01.08

シンザン記念&フェアリーS予想 2017

かつてはクラシックに縁なしと言われたシンザン記念も、 ダイワスカーレット、オルフェーヴル、ジュエラーなどを輩出し、登竜門のような レースへと大きく変わった。今年も楽しみな逸材が参戦してきた。 ペルシアンナイト◎。ここまで3戦2勝し、 土がついたアイビーSも2歳女王ソウルスターリングと争ってのもの。 敗れたのは位置取りの差で、上がりは勝ち馬と同じだった。 前走の500万特別は着差以上の完勝だった。 内枠の先行馬が流れ込むケースが多い正月の京都で、 5番枠に入ったのも好材料だろう。ハービンジャーの代表産駒になる気がする。 相手は人気もディープインパクト産駒のアルアイン。 穴は大外を引いたものの、デビュー2連勝の内容の良かった関東馬・コウソクストレート。

◎ペルシアンナイト ○アルアイン ▲コウソクストレート
△タイセイストーリー、トラスト、ブレイヴバローズ、マイスタイル

同日に行われるシンザン記念とは正反対に、 年明けに移行されてからG1級の馬はお目見えしなくなったフェアリーS。 過去7年で6年も二桁人気馬が連対している波乱のレースだ。 ここは積極的にお年玉を狙ってみたい。 内枠からすんなりとハナが奪えそうなツヅク◎。 中山は新馬勝ちした相性の良いコースで、 このときも展開に恵まれたというより二枚腰で後続を退けた強い内容だった。 2戦目のアルテミスSはレベルの高いレースになったが、 ハナを切って直線半ばまで先頭を譲らず。 早々に飲み込まれるどころか粘って伸びようとするのだから、力のない馬にできる芸当ではない。 マツリダゴッホ×フサイチコンコルドの血統は今の力のいる馬場は歓迎だ。 鞍上が大穴男、江田照なのも良い。相手は人気のアエロリットら、薄く広くいきたい。

◎ツヅク ○アエロリット ▲コーラルプリンス
△ブラックオニキス、ヒストリア、キュイキュイ、モリトシラユリ、パフォーム、キャスパリーグ

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2016.12.29

馬に恩返しできる“ふるさと納税”2つ 引退馬支援も 

いまや納税者の1割が利用しているとされる「ふるさと納税」。ざっくりと言えば、居住地に納める税金の一部を好きな自治体に移し替えることができる制度だ。実際の仕組みについては専門のポータルサイトを見るのが分かりやすいと思う(ふるさとチョイスなど)。本来は地域の取り組みを純粋な気持ちで応援するものだったはずだが、最近は自治体間で返礼品競争が激化して、まるで特産品をネットショッピングするように利用されている。高級和牛などの食材から家電製品まで、確定申告さえ行えばタダで手に入るのだから人気が急騰するのも当然だ。税の公平性など制度については賛否あるところだが、それはひとまず置いておき、ここでは競馬ファンが競走馬たちに恩返しできる2つのふるさと納税を紹介したい。

まずは北海道・帯広市。寄付する際に指定すると「ばんえい競馬振興」のために使ってもらえるのだ。寄付金は競馬場でのイベント開催やイルミネーションなどの設備に用いられる。私は希望しなかったが、返礼品に十勝の特産品をもらうこともできるようだ。もう一つは岡山県・吉備中央町。ここではトレーニング施設で引退した競走馬を乗馬用やセラピーホースとして再調教する試み、「サンクスホースプロジェクト」を行っている。発起人は角居勝彦師。いま調教中のサラブレッドにはエアハリファ、リベルタス、プロジェクトなどの著名馬もいる。引退馬のセカンドキャリアを開拓しようという取り組みはぜひとも成功してほしいものだ。ふるさと納税は1年毎に区切って確定申告をする。大晦日までに支払えば2016年分の申し込みになる。上限に達していないファンは駆け込み納税してはいかがだろうか?

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2016.12.28

有馬記念回顧 死力を尽くした3頭が新たな伝説をつくる

2016年の有馬記念は長く歴史に刻まれるだろう名勝負になった。終わってみれば上位人気3頭による堅い決着。しかしレース前、私にとって予想は難解だった。天皇賞春を制し、秋は京都大賞典、ジャパンカップを連勝していたキタサンブラック。その粘り強い先行脚質は中山でこそと考えていただけに、府中の2400をまんまと逃げ切ってしまったのには驚かされた。ならば有馬記念は鉄板のはずだが、前走で究極まで仕上げられていたことと、今回は逃げ宣言をする馬が現れたことをどう捉えるか迷うところとなった。さらに、ノーザングループがどこまで包囲網を敷くのかも状況を不透明にしていた。菊花賞で初めてタイトルを手にしたサトノダイヤモンドはこれからG1を席巻し、ディープインパクトの後継種牡馬としてスタッドインさせねばならない馬。3歳で古馬チャンピオンを倒し、有馬記念を勲章に加えたならば前途は大きく開ける。何が何でも勝たせたいところ。吉田勝己名義のムスカテール、シルク所属のサムソンズプライドはアシストを命じられたのではなかろうかと。キタサンブラックか、サトノダイヤモンドか、あるいは間隙を突くゴールドアクターか。どうにも結論を導けないまま、3歳馬の若さを買ってサトノダイヤモンドを上位に据えることにした。

中山2500はコーナーを6つも回らなくてはならない特殊なコースだ。漫然と外を回っては勝機はない。早めに内にポジショニングを取り、ペースを見極め、スパートするタイミングを図らばならない。枠順と騎手の駆け引きが勝負を決める。スタートして飛び出していったのは逃げ宣言のマルターズアポジー。これは予想通り。だが、2番手を取るつもりだったサムソンズプライドはダッシュがつかない。ムスカテールも出遅れた。すんなりと武豊キタサンブラックが2番手、吉田隼人ゴールドアクターが3番手に収まる。マルターズアポジーの武士沢は今年、北島三郎の馬でオープン勝ちをしているようにオーナーには恩義がある。ハナを叩かねばならない心境は複雑だっただろう。武士沢はキタサンブラックの5馬身ほど先を行き、1000メートル通過60秒8とラップはグッと落とした。これならばキタサンブラックはペースを乱されることなく、実質的にスローの単騎で逃げているのと同じになる。一方、中団の外目を追走していたサトノダイヤモンド。このままではジャパンカップの再現になると感じたはずだ。鞍上のルメールが動いたのは1コーナーすぎ。最もラップが緩んだところをフランスの魔術師は見逃さなかった。馬群に合わせて減速させることなく、サトノダイヤモンドを3番手まで進出させる。余計な負担をかけることなく、位置取りをあげることに成功。ライバルを射程圏に捕えた。

駆け引きが激しくなったのは向こう正面。外から同じ緑の勝負服があがっていく。シュミノーのサトノノブレスだった。僚馬の進路を塞がないよう、シュミノーは慎重に後方を振り返る。そして、キタサンブラックを後ろから突つき、プレッシャーを与え始めた。このため、武豊は想定より少し早めにスパートを開始せざるを得なくなった。さらに4コーナー手前、シュミノーは手応えのなくなった馬を外へ向け、サトノダイヤモンドのヴィクトリーロードを確保。完璧なアシストをして役目を終えた。ここから先は三強の死力を尽くした闘いだった。直線、早々にキタサンブラックが先頭に立つ。勝負を挑むゴールドアクター。逃げるキタサンブラックは二の脚を繰り出して突き放す。王者と呼ぶに相応しい凄みだった。だが、ルメールは逆転の一撃を放つ瞬間を待っていた。キタサンブラックがゴールドアクターを退けたときを見計らって、ギヤをトップスピードに入れたのだ。一気に加速したサトノダイヤモンドはゴール直前、外からキタサンブラックを差し切っていた。競って強いキタサンブラックの底力を封じるため、馬体を離したのも計算づく。どちらが勝っても不思議なかったが、戦略の手札に富んだ陣営がクビ差、先着する栄誉を掴み取った。

昨春、弥生賞を勝ったマカヒキを降り、クラシックでサトノダイヤモンドを選んだルメール。日本ダービーではマカヒキにハナ差負けして悔しい思いをした。しかし、菊花賞、有馬記念と連覇したことで、その選択が間違いではなかったことを証明することができた。キタサンブラックを徹底マークする形に持ち込んだ道中の決断は、超一流の技術と経験、勇気があればこそ。これほどのジョッキーが本国の免許を返上し、日本へ移籍してくれたことに感謝したい。惜敗したキタサンブラックも大いに称賛されるべき内容だった。調子自体はジャパンカップから下降線を辿っていたはず。それでも直線でゴールドアクターを突き放し、ゴールまで衰えなかった脚は空恐ろさを感じさせた。菊花賞、天皇賞春、ジャパンカップとビッグタイトルを手にしつつも、「負かした相手が弱いのでは」との意地悪い声も聞かれていたが、もはや誰もキタサンブラックの強さを疑う者はいない。そうした意味ではキタサンブラックは敗れて王者の真価を認めさせたと言えるかもしれない。積極的に勝負を仕掛けたゴールドアクターも価値あるレースを演出してくれた。有馬記念で上位人気3頭が人気順で入線したのは1977年、テンポイント、トウショウボーイ、グリーングラス以来の2度目だという。あのレースが今でもファンに語り継がれるように、2016年の有馬記念も伝説に昇華されるだろう。

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2016.12.25

有馬記念予想 2016

今年の有馬記念、予想は悩めば悩むほど答えが見いだせなくなった。 ジャパンカップで神の領域に達したと思えたほど 強い勝ち方をしたキタサンブラック。 小回りの中山に変わるのは好材料だが、前走のような一人旅をライバル陣営は許してくれまい。 だが、展開を予測するのは難解だ。 逃げ宣言をしているマルターズアポジーは北島三郎氏に世話になっている武士沢が鞍上。 キタサンブラックの邪魔になるような競馬をするはずがない。 しかし、JC、有馬の連覇を阻止したいノーザングループは 先行力あるサムソンズプライド、ムスカテールの2騎を参戦させてキタサンブラックに プレッシャーをかけるだろう。それら先行集団をみるゴールドアクター、 サトノダイヤモンドはいつ仕掛けるか。消耗戦になったとき、 マリアライト、デニムアンドルビーら追い込み勢に出番はあるのか。 迷うときには若い世代の台頭に賭けてみよう。3歳馬、サトノダイヤモンドを本命にする。 皐月賞、日本ダービーは惜敗したが、菊花賞は同世代をまったく寄せ付けることなく完勝。 ラップも極めて優秀だった。菊から間隔を開けて、万全の態勢で挑む大一番。 かつてディープインパクトを完封したルメールの手綱に託してみる。 相手はもちろんキタサンブラック、ジャパンカップの調整失敗を糧にするゴールドアクター。

◎サトノダイヤモンド ○キタサンブラック ▲ゴールドアクター
△サウンズオブアース、シュヴァルグラン、マリアライト、アドマイヤデウス

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2016.12.18

朝日杯フューチュリティS予想 2016

先週の阪神JFはソウルスターリングが快勝して 父フランケルの名を高めた。だが、その凄みある勝ち方は同じフランケル産駒で、 朝日杯FSに紅一点で乗り込んできたミスエルテにとって、 よりマークを厳しくさせることにつながるだろう。 力関係の比較が難しいメンバーだが、モンドキャンノの連勝に賭けてみたい。 前走の京王杯2歳Sはスローの瞬発力勝負になったが、 レーヌミノル(阪神JF・3着)で決まったと思ったところを 大外から一気に差し切って逆転した。 スピードに秀でた馬で距離延長は課題になるものの、 中間も折り合いをつける調教を重ねてきた。 もう「母父サクラバクシンオーだからスタミナがない」と言うファンもいまい。 相手はダンビュライト。サウジRCではモタれて1馬身半遅れを取ったが、 勝ち馬のブレスジャーニーはレベルの高い東京スポーツ杯を制した。 単穴には新馬勝ちしたばかりだがクリアザトラック。 全兄に弥生賞馬カミノタサハラらがいる血統で、前走の内容は優秀だった。

◎モンドキャンノ ○ダンビュライト ▲クリアザトラック
△ミスエルテ、レッドアンシェル、サトノアレス

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2016.12.11

阪神JF予想 2016

振り返るのも嫌になるが、この秋は普段にも増して馬券が当たっていない。 まったくの見当ハズレの予想が続くと、競馬をやめようかという気にもなってくる。 だが、この流れを一変させてもらえるのではないかと 大いに期待をかけているのが、阪神ジュベナイルフィリーズに出走するリスグラシュー。 キャロットクラブの所属で、私も一口ばかり出資しているのだ。 去年の募集では1番人気に推されて大抽選会となったが、 私は2年連続の最優先落選に伴う権利を持っていたため、運良く愛馬とすることができた。 デビュー戦は大事に乗りすぎて差しきれなかったが、 驚かされたのは2戦目の未勝利戦。前半34秒8、後半34秒6の締まったペースを 3、4番手から抜け出してレコード勝ちを収めた。 続くアルテミスSは一転してスローペースで、壁をつくれずに我慢が求められる レースになった。しかし、リスグラシューは折り合いを欠くことなく、 直線は余裕を持って追い出すことができた。 今回は香港遠征中の武豊から戸崎にバトンタッチ。 大外枠を引いたことで不安がないわけではないが、レコード勝ちした舞台で 課題を克服してくれると信じている。相手はフランケル産駒のソウルスターリング。 大飛で多頭数の内枠に一抹の心配はあるも、トップスピードに乗ってからの脚は凄まじい。 3番手にはスピードに秀でたレーヌミノル。

◎リスグラシュー ○ソウルスターリング ▲レーヌミノル
△ディーパワンサ、ジューヌエコール、ヴゼットジョリー

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2016.12.04

チャンピオンズC予想 2016

中京に舞台を移して3回目となるチャンピオンズカップ。 去年は思わぬハイペースで先行勢が総崩れとなったが、 コーナーが急な中京は追い込みが決まりづらいコースだ。 狙ってみたいには好位、中団で競馬ができるゴールドドリーム。 3歳馬で成長著しく、前走の武蔵野Sではレコード決着の2着に好走した。 直線では一瞬、行き場を失う場面もあって追い出しが遅れたが、 他馬とぶつかっても怯むことなく進路をこじ開けてきた。 鞍上はデムーロ、調教は抜群、左回りは得意で、アロンダイト以来の3歳馬の優勝を期待したい。 対抗にはフェブラリーSの覇者、モーニン。 揉まれ弱いタイプで前走は良いところなく敗れたので、 今回、外枠を引いたのは歓迎だ。 単穴に去年の2着馬、ノンコノユメ。 今週が最後の騎乗になるムーアが手綱を取る。連勝 再びハイペースになるようなら台頭してこよう。 アウォーディーは力を発揮できればあっさりだろうが、 JBCからの連勝が難しいデータから評価を割り引いた。

◎ゴールドドリーム ○モーニン ▲ノンコノユメ
△アウォーディー、ロワジャルダン、ラニ、コパノリッキー

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